大阪・めがね温泉さん「リニューアル・オープン」
めがね温泉さんは、めがねレンズのまち生野区・田島の銭湯です。
約50日間の改修工事が終了。
2023年5月2日からリニューアルオープンしました。
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めがね温泉さん
大阪市生野区。めがね温泉さんのある、田島地区。
かつて「めがねレンズ日本一の産地」でした。
いまも、ちかくには眼鏡店がたくさんあります。
生野区田島は、めがねレンズはもとより、鉄工所・町工場が多いエリア。働く人の汗を流す、ねぎらいの銭湯が多くの人を迎えます。
生野区は大阪市内で、いちばん町工場と銭湯が多いのです。
いろんな生野区の銭湯は別の機会に、ご案内いたしますね。生野区のマガジンもありますので、よろしければどうぞごらんください。
今回はチラリ画像だけです。
最寄り駅は……
●JR大和路線・東部市場前駅…徒歩約15分
●大阪シティバス・田島5丁目停留所…徒歩約5分
バスのまち
生野区のまんなかにある田島。
ちかくに鉄道はなく主な交通機関はバスです。
生野区に走る南北の大通り・今里筋はバスだらけ。ひっきりなしに走っています。
地下鉄の導入は厳しいとされる今里筋線の社会実験。生野区にしかないバスもあります。
オレンジ色の「いまざとライナー」
田島5丁目停留所に停車。
また、小型の乗り合いバス「オンデマンドバス」も予約制システムで運行中。こまわりがきく車体を生かし、生野区内の独自の停留所に停まります。
いろんなバスが見れるのも生野区・今里筋のいいところです。
次は、めがね温泉さんの屋号の由来とおぼしき「眼鏡レンズ発祥之地」をご案内いたします。
眼鏡レンズ発祥之地
「めがね温泉」ユニークな銭湯の名前ですね。
地域が誇るめがねレンズ産業。
田島神社に記念碑があります。
大阪でガラス製造が始まったのは江戸時代中期。
その後、めがねレンズ製法も大阪・田島村に伝えられたのです。
いまやガラスのレンズは、軽くて安価なプラスチックレンズになりましたね。
田島神社には、眼鏡製造業者のほかに眼病治癒や視力改善のお参りをする人がたえません。
田島にはそんな歴史があり、眼鏡店もまだたくさんあります。
たしか、わたしの父は田島を「たしま」と言っていました。それで、わたしも「たしま」だと思っていました。
しかし地図には「たじま」と書いてあります。
ふしぎだな、どっちなんだろうと思っていました……
めがね温泉さんに行ったとき、ちかくの金融機関で、おおきな地図を見つけました。
住居表示は「タジマ」とある。
まだまだ知らないことが多いです。
改装工事約50日
軟水の湯でサウナ・露天風呂もある銭湯。ゆったりとした、めがね温泉さん。
リニューアル工事が始まりました。
リニューアルオープン
リニューアルオープンの日は、プレゼントがあるそうで、それも楽しみでした。
オリジナルの白い暖簾、めがねです。
お花がいっぱい。ドリンクもいっぱい。広いフロントにいい香り。
フロントではグッズ販売も。
銭湯では、できるだけ湯上りドリンクを飲んで、オリジナルグッズを買って応援しましょうか。
廃業する銭湯も多いのに、これからも頑張ってほしいです。
あかるい浴室で満員でした。
あのころの銭湯の雰囲気と活気がホンワカと。気持ちも明るくなりました。
リニューアルオープンのプレゼントは「タオル」です。
嬉しいです。おおきに。
お風呂の桶をさがし、空いている席も探すことなんて最近はなかったことです。
キレイなサウナは二段あり、スチームサウナもあります。
なんとサウナ料金は無料。
ちょっと熱めの湯ぷね。
ほんとの外にある露天風呂。
地域の人も、はじめてきた人も、みんな嬉しい。
眼鏡レンズ産業で有名の田島。
これからは、めがね温泉さんも仲間入り!
最近の銭湯は、マナーうんぬんの記事が多くて、どんより気味でした。
久々にサッパリいい気分。感謝します。
ほんわか、あったまりました。
きっと皆さまの、
おめがねにかなうはず……!
いつも こころに うるおいを
水分補給もわすれずに
最後までお読みくださり、
ありがとうございます。
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