大阪・六々々屋(ろくろくやや)さん「手打ちうどん」
大阪市平野区にある、うどん屋さんです。「ろくろくやや」さん。店名が読めると、一生わすれないインパクト。
(1251文字)
六々々屋さん
大阪市平野区の平野本通り。風情ある石畳が東西に延びる。「サンアレイ」というユニークな商店街の中にあります。
もより駅は……
●Osaka Metro(大阪メトロ)・谷町線・平野駅…徒歩約10分
六々々屋さん。不思議な店名です。
むかしは、横書きの文字は、右から書いて読んでましたね。
右から書いたら「々屋々六」。
左から書いたら「六々屋々」。そして左右両方からも読むそうです。
転じて「六々々屋」。
ふつうに左・二文字、右から二文字で読めました。
むかしの、[高レベル・屋号読み]は、わかりません。
わたしは「六六や屋」さんで覚えています。
店内のメニューを見ると、六々々屋さんの六の字は「第六感」なのだとか。
サンアレイ商店街
むかしは、ちかくに南海平野線・平野駅があり、賑わっていたアーケード商店街・サンアレイ。
軽快な横文字の名前とはうらはらに、古風なお店がならびます。
1980年・南海平野線の廃線から時は止まったのかも。
1993年から、Osaka Metro大阪メトロ・平野駅周辺は、
●歴史の町・平野「町ぐるみ博物館」としてオープンしています。
古民家うどん店
もとは呉服屋さんで、入り口は狭く、奥行きが長い古民家でした。
ランチの時間、テーブル席・座敷とも、すでに満員です。そのため、あまり撮影できませんでした。
べっこう飴のような艶と色合いの壁・調度品。照明も、ほんのりとしたあかるさです。
メニュー・価格は、季節により変更や中止がありますので、ご参考までに。
讃岐うどんの味わい
やわらかい。ふんわりと、食べやすい。お年寄りが多いのも、お子さま連れが多いのも納得します。
ご主人が、讃岐うどんの粉を取り寄せて、手打ち。そのせいか、すこしコシもあります。
出汁(だし)は、カツオと昆布の旨味が効いています。すこし甘味もあります。うどんと、とても合います。
石畳の商店街を歩くだけでも、子どもにかえる気がします。
入りにくいところほど
入ったあとのうれしさよ
サンアレイを
お散歩あれ。
いつも こころに うるおいを
水分補給も わすれずに
さいごまでお読みくださり
ありがとうございます。