喫茶モッキンバードさん・神戸のふつうの喫茶店
観光都市・神戸。中央区は神戸三宮あたり。中華街や外国人居留地など観光客がひしめく港町。
ちょっと休憩したい時の穴場喫茶店をご紹介します。
喫茶モッキンバードさん
もともとは別の場所にあったそう。
現在のお店は7月にオープンしました。
神戸っぽいオシャレなカフェは、どこも満員、長蛇の列。
そこで、むかしながらの、ふつうの喫茶店の出番。それがモッキンバードさんです。
神戸三宮、やや元町寄り。地下1階の隠れ家。昭和の典型的なザ・喫茶店です。
1970年代?を彷彿とさせる白い壁。
灰皿のある喫煙室です。
まあるいテーブル・籐の椅子・天井からぶら下がった照明と緑の電気カバー…
雑誌もたくさんあります。言うことなしの、ふつうの喫茶店です。
トアロードをめざせ
行き方・場所です。
神戸三宮の地下街にいるなら、まず地上に出てください。
JRと阪急電車が東西に走っています。高架下・三ノ宮駅~元町駅の間に入ります。
高架下から山側(北側)に、太い道路が約3本クロスしています。
その中の太い道路・トアロードまで来るとすぐです。
トアロード西側を山の方へ。少し上がると、1Fに、Dr.ストレッチのお店があるビルがあります。
その階段を降りたB1にモッキンバードさんがあります。
神戸の喫茶店はパンが美味しい
ほんとうに、この一言につきます。
神戸港開港、外国人居留地から文明開花。洋服のテーラーから洋菓子・パンまで。長い歴史があります。
神戸の喫茶店でメニューに迷ったら、わたしはサンドイッチ類を注文します。
もちろんモーニングのパンも、うまい!
モッキンバードさんでは、通常のサンドイッチとハーフサイズがあるのです。
しかもサンドのパンは焼いてあります。わたしは焼いたパンのサンドイッチ、大好物なのです。
生のパンよりサクサク、香ばしくて美味しい。これでハーフサイズ?量は多く感じます。
モッキンバードさんのTwitterを見るとパンは、一の宮ベーカリー製だそうです。
パフェなし・クリームだけの潔さ
神戸には大手の洋菓子メーカーが多く、プリン・チョコレートなどのスイーツのお店も、あまたあります。
なので、どこの喫茶店も、大手や他店とメニューが被らないように、リサーチ&企業努力をしていますね。
喫茶モッキンバードさんのメニューは「手書き」。写真を貼らず、イラストもアジがあって良いです!
個性的なのは、一般に「パフェ」と呼ばれるデザートが、ないのです。
例えば「コーヒーゼリー ソフトクリーム」。
ガラス容器はパフェグラス。従来のパフェなら、下の方にコーンフレークが敷いてありますね。
モッキンバードさんは、コーンフレークがない。
全てソフトクリームとコーヒーゼリーと飾りの生クリーム。
お約束の、さくらんぼ、あります。
ケーキの装飾も、ソフトクリーム&生クリーム。喫茶店らしく、てんこ盛り。缶詰めフルーツの飾りが苦手な方もOK。おもしろいなと思いました。
最初から別々の部屋・分煙
扉がふたつ。7月の移転の際、ニ店舗をつなげ、改装したそうです。
喫煙室・禁煙室。分煙。
喫煙席・禁煙席という、ひとつの敷地内でエリア分けではなく、最初から入るところが違います。
わたしは両方のお部屋に入りましたが、喫煙室でもタバコ臭はなく、快適です。
家族旅行などで人数が多くても、待ち合わせとしても、大丈夫の広さ。
神戸のコジャレた小さなカフェもステキです。観光地なので、いろんなお店が、たくさんあります。
神戸は、入りやすくリーズナブルな喫茶店も多数あり、フトコロの広さを感じますね。
昔ながらの喫茶店。観光地のなかで、創意工夫しながら営業されています。
地下の広~い喫茶店、穴場です。
まとめ・モッキンバードさん
● トアロードという太い道路沿い、西側にお店があります。
●禁煙室・喫煙室、ふたつの扉でお部屋が別れています。
● パンが美味しい!トーストやサンドイッチを是非。
● プリンなし。パフェなし。ソフトクリームのスイーツとケーキの個性的メニュー。
● 地下の穴場喫茶店。ふつうの喫茶店でほっこりします。
●地下に降りるエレベーターはないので、車椅子の方、脚のご不自由な方はご注意ください。
サンプルケースにシンプルなフードが並ぶ。もちろんモーニングやランチもあります。都度、注文を受けてキッチンから鍋の踊る音。
ザ・喫茶店もまた楽し。
いつも こころに うるおいを。
水分補給も わすれずに。
最後までお読みくださり、
ありがとうございます。