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うまいこと いう
記者でもないのに記事を書く。
そう言うと、いいのか!
うまいこという人。
きょうは、人ではなく「うどん」の、おはなしです。
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記事を書くのは新聞記者か、はたまた雑誌記者か。
わたしにとって、古くて新しいコトバ「記事」。
2022年4月。noteの街に来ました。
たくさんの書き手と、膨大な記事。ここでは、「作品」とか「物語」といわずに「記事」という名前がついているのにビックリ。
「記事」独特にして究極の。
記すのが仕事のひと、プロが書くから「記事」。だと思っていました。
特別感が、そこかしこから。
こそばゆい。わたしだけかしら?
いまの時代、「つぶやき」「映え」があって、そのつぎの段階が「記事」なのでしょう。
だからプロだけではなく、趣味や日記で書くひとも、記すものは「記事」なり。
記者でもないのに記事を書く。
気が軽くなった。わたしだけかしら?
壮大な小説や感動的な記事は、とても書けないけれども、素のじぶんの事を書くのが、いちばん。
大阪では、具が何も入っていないうどんを、素のうどん、〔すうどん〕といいます。
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全国的には〔かけうどん〕と、いいますね。うどんに出汁をかけただけの。
そう、なんにも入ってないお出汁と、うどんだけの〔すうどん〕がいちばん大事。基本。
〔すうどん〕が美味しくないと、いくらワカメや肉やタマゴをトッピングしても、豪華なうどんにしても、なんだか…味気なく寂しい。
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さぁてと、まずは基本の〔うどん〕づくりから、始めよう。
道具は、麺棒と。うどんは〔打つ〕のですね。鉢は、ボウルで良し。塩と計量カップを忘れずに。
お水もたっぷりと。
そうだ。粉。うどんの粉はどんな粉?
まずは、売れ筋を。
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慣れてきたら粉を変えてみよう。どんなうどんになるのかな?
季節ごと、気分、そのときどきで違う、うどん。
うどんは、飽きない。
noteも、飽きないね。
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あんがい、ものづくりはシンプルなのかも。技術がないうちは、こねくりまわさず。
まだ出汁まで手がまわらない。最初から、なにもかもは、無理。それがわかるところから。わかれば良しとしよう。
素材を生かす。
そして記事の生地を寝かしてみよう。
涙や汗が落ちてもアジのうち。
記者でもないのに記事を書く。
記者でもないのに喜事を書く。
きょうは、鰹と昆布のお出汁たっぷりの、おうどん食べたい。
いつも こころに うるおいを。
水分多めの おはなし。
最後までお読みくださり、
ありがとうございます。