
喫茶・たまいちさん 昭和の喫茶チェーン店(大阪市福島区)
いまや、カフェのチェーン店は普通にあります。
昭和時代。大阪の喫茶店にもチェーン店があったのです。たまいち・チェーン店も、そのひとつ。
(2100文字)
喫茶たまいち・玉一(たまいち)さん
小さい頃『玉一』なる喫茶店が隣区にありました。おぼろげな記憶をたどります。
たまいち。小学生でも読めるそのお店、うどん屋さんのような、たたずまい。木の窓枠に、模様のついたスリガラス。窓の下には黒っぽいタイルが、びっちり。
漢字で「玉一」と書いた暖簾。
コーヒーを外で飲む喫茶店とは思えない素朴なビジュアル……
たしかこんな、むかしの喫茶店だったような気がします。入ったことはないのですが、子ども心にインパクトあるお店でした。
でも、当時のあちこちの喫茶店を勝手に合成した記憶かもしれません。
ここから先は
1,762字
/
11画像
¥ 100

この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?