銭湯の道具・大阪銭湯博
11月26日は「1(い)1(い)2(ふ)6(ろ)」
いい風呂の日です。
おうちのお風呂・銭湯・サウナ……
お風呂だいすき!おふろにいこう!
大阪銭湯博2022
普段は見れない銭湯専売品、なつかしの道具・グッズ。大阪銭湯の展示を見に行きました。
◆お詫びとご注意・「大阪銭湯博」は博物館や美術館での開催ではありません。商業施設での、ド短期イベントです。ご了承ください。
大阪市阿倍野区。
ショッピングセンター・天王寺公園(てんしば)・天王寺動物園・慶沢園・茶臼山……
「あべの・天王寺地区」は、大阪のキタ・ミナミと並ぶ、レジャーの殿堂。特にお子さま連れ・ファミリー層にオススメのエリアです。
わたしのような銭湯好きオールドファンは「アベノ近鉄」・「アベ近《きん》」と言っているかも。あべのハルカス近鉄百貨店。近鉄百貨店の本店はココなのですよ。
サウナブームで銭湯に
最近は活気づいている銭湯かいわい。スーパー銭湯では、現代の癒し・サウナが人気ですね。
銭湯もスタンプラリーやグッズ販売など、どんどんオシャレになりつつあります。
街の普通の銭湯。夕日と煙突。
さっそく、会場に入ってみます。
看板がお出迎え。大きな赤箱。
番台・時間ですよ!
いまや絶滅危惧種の番台の展示です。孫でも連れていけば写真も撮れていましたが、残念です。
番台とは、最初に入浴料を払うところです。むかしは現金で小銭を用意して払いました。いまは、電子マネー対応の銭湯も増えています。
木のぬくもり。ちょっと高い位置から脱衣所の様子を見守ります。
湯あたり・のぼせなど具合が悪い人はいないか、ドリンク・貸しタオル・掃除・あらゆる銭湯内の司令塔ですね。
昭和のテレビ番組「時間ですよ!」また観たいなぁ。
扇風機と体重計
いまは、デジタル体重計が、一家に一台の時代。メタボや、なんじゃと数字の自己管理がタイヘンです。
むかしは、体重計なんて市場や病院や銭湯しかなかったかも。重たくて大きい「ハカリ」。
針がついてるアナログ体重計は「ヘルスメーター」という名前だったと思います。
透明な羽の扇風機。懐かしい。お店の業務用は、のっぽさんでした。
体重計と、いいコンビ。
何でもサイズが大きかったです。
天井の飛行機のプロペラのような大きな扇風機、まだ現役の銭湯もあります。
銭湯の入浴料・掲示板
◆「入浴料料金表」
現行・大阪府での入浴金額です。
自治体により違います。
◆「入浴者心得」
マナーが書いてあります。
入浴前の飲酒・洗濯・毛染め等……
現在では、携帯の通話・撮影禁止。銭湯により禁煙・分煙。
ビン入りのオイル・塩など破損するガラスは危険。
湯船に、入る前に「かけ湯」をするなど。
銭湯では、じぶんの入浴だけでなく、まわりのお客さんの迷惑になることはダメです。公共の場所ですから。
「裸のつきあい」なんて言葉は、あまり使わなくなりました。
子どもの頃、友達と銭湯に行って、お湯のかけあいをしたり、深い湯船にブクブク潜ったり。よく、ふざけてました。
常連の婆ちゃん・おばちゃんは怖かった。即、その場で注意されました。裸って、むき出しの人間が出ます。裸で怒られるって、恥ずかしい。未だに覚えています。
浴室で常連さんが「背中のあらいっこ」いまはなき、裸のつきあい。
石鹸博物館
液体のボディーソープがない頃は、固形石鹸一択!銭湯ではコレ。
昭和は、お中元やギフトでも「石鹸セット」が多かったのです。
この香り、大阪銭湯博会場にふんわりと。
嗅覚だけで銭湯が浮かびます。
せっけん1個で、オールインワン。頭髪のシャンプー兼用だった人も多かったですね。
いまでも、わたしは「赤箱」を洗顔石鹸として使ったりもしています。特にお肌が突っ張るとかの不便はナイですよ。
ちなみに「青箱」は、さっぱりタイプです。お試しあれ。
これほしい!ボテ箱
可愛らしいですね。
無造作に床置き展示。これは、
売れるのではないですか?
清潔第一。整理整頓。
後で、大阪銭湯博の売店コーナーを探しましたが、なかったです……
レトロ・ボディー風呂
牛乳石鹸さん。「せっけん」だけではない、貴重なラインナップです。
■石鹸シャンプー■
小分けパウチがあったのですね。
■シェービングクリーム■
歯磨きチューブのような。銭湯で髭剃りしていたのですね。まだ電気シェーバーがない時代?
白箱があったなんて。廃盤商品もあり歴史を感じます。
レトロポスターの展示会があれば観たいくらい、ステキです。
おなじみの銭湯
■漢数字のロッカー■
廃業の銭湯から継承され、新天地で暮らしています。リユース、優しいです。
■ケロリン桶■
緑色もある。銭湯のイスも改めて見るとシンプルで良いデザイン。
■でんき風呂■
わたしは苦手です。銭湯の花形ですね。このような機械でビリビリと。
解説本も販売していました。
影の主役、電気風呂!
■撮影スポット■
大阪銭湯の標準型の湯船です。
銭湯の本では、凸型とか表現しています。
☆メインが真ん中の大きな湯船。
両脇にジェットとかブクブク泡がでるお風呂。電気風呂など。
☆浴槽のフチは黒い石で、ぐるりとイスのような段がついています。
ここに腰かけて桶で湯をすくい、身体を洗う人も。
☆タイル絵。タイルの芸術作品。
山・湖畔・帆掛け船・松・風車などの風景。
親子連れの、小さなお子さまが撮影会を始めました。ご安心ください。もちろん服を着てますよ。
いいな、わたしも銭湯に行きたくなりました。
銭湯の道具や、銭湯を盛り上げるグッズに感謝。ありがとうございます。
そして、物販コーナーに移動し、銭湯のタオルを購入。いろんな形で、銭湯を応援します!
さあ、
おおきな湯船で、あったまろ。
いつも こころに うるおいを。
水分補給も わすれずに。
最後までお読みくださり、
ありがとうございます。
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