銭湯のまつり
2月6日は、2(ふ)6(ろ)で「風呂の日」。
銭湯の春・お祭りデー。
毎年のお楽しみ・ボンタン湯。
おなじみ「ボンタンアメ」のボンタンです。大きな湯船にプカプカと。
八阪湯さん
お祭りと神社。縁日の屋台。
最近は諸事情でイベントも減少ぎみですね。
大阪市東成区・八阪神社のそばに銭湯・八阪湯さんがあります。
参道の奥まるところ。
神社の一部のような……そんなお風呂屋さんです。
鳥居より高い煙突。筆文字の看板。
古くから、お祭りの前後には銭湯で心身を清めていたのでしょう。
町の銭湯とお祭りは。
ヤサカといえば、京都の八坂神社が総本山。
ここの八阪神社・八阪湯さんは、八坂ではなく八阪。
……お気づきでしたか?
大阪の「阪」なのです。
ちなみに、大阪の八阪神社は他にもあります。
むかしながらの参道
住宅街に鎮座する、中道八阪神社。
最寄り駅は……
JR・Osaka Metro大阪メトロ
玉造駅です。
同じ境内には「玉造のえべっさん」こと玉造戎神社もあります。1月の「えべっさん」で、すこしだけ、お祭りが復活していました。
大阪では今宮戎が有名すぎて。
ここにも「えべっさん」、探せばあるものです。
イベントは既に終了しています。ご参考にどうぞ。
風情ある石畳に沿って屋台が並ぶ。お祭りの楽しい雰囲気が浮かびます。
金魚すくい・ヨーヨーつり・わたがし……
銭湯の、お祭りは?
八阪湯さんはじめ、大阪銭湯のお祭り。
2月6日(風呂の日)に「ボンタン湯」が開催されます。
12月の冬至の「ゆず湯」は、よく知られています。
2月6日が「風呂の日」と「ボンタン湯」
だんだんと定着してきましたが、
まだまだ知らない人も多いようです。
ボンタン自体、果実が流通しているわけでもなく、お菓子の「ボンタンアメ」でその存在を知る人も多い。
イラストを見ると、ピンときますね。
オブラートに包まれた柔らかく、ほんのり酸っぱい。
素朴なゼリーのようなアメ。
画像は、大阪府公衆浴場業生活衛生同業組合さんより、お借りしました。
ボンタン湯
巨大フルーツ・ボンタン。
ある意味、貴重なボンタン果実。
わたしも、銭湯の「ボンタン湯」で初めて果実を見たくらいです。
頭の大きさぐらいの黄色い柑橘類。
ほのかな香りと、湯けむり。
ボンタンと、いっしょに入浴なんてレアです。ホッコリします。
浴室は撮影禁止なので画像はありません。
ここ八阪湯さんも「ボンタン湯」のおまつり。
神社のそばのレトロな銭湯で。
ビタミンパワーに溢れる銭湯のお祭り。
銭湯により違いますが、当日の暖簾もオリジナルで、ボンタンアメやグッズも販売します。
大阪銭湯では、2月5~6日ぐらいの日程です。
銭湯の定休日で変動はありますので、要チェック。
画像は大阪府公衆浴場業生活衛生同業組合さんより、お借りしました。
むかしから変わらないお風呂屋さん。大きな湯船に、大きなボンタンがプカプカ。
銭湯のおまつり。
暦のうえでは、春ですね。
あなたの住むところでは「ボンタン湯」はありますか?
大阪府下の参加銭湯など詳しくは、大阪府公衆浴場組合サイトをどうぞ。
すきな浴室
八阪湯さんの入り口は、木の扉。
よくある下駄箱スペース。
質素な造りの、むかしながらの銭湯です。
八阪湯さんの浴室、なんとジェットバスの湯船の中に柱が立っているのです。
耐震などの補強なのか建築的なことは、わかりません。
柱の影でジェットに当たりながら、ボヤ~っとするのが、わたしのお気に入り。
常連さんの自転車置場。
雨よけ・日よけの朱い傘と消火器。
神社とともに、銭湯。
むかしから変わらない銭湯で新しい「ボンタン湯」をどうぞ。
美容と健康に。ランナーズステーションとしても。お散歩にも最適です。
2月6日は「ボンタン湯」です。
いつも こころに うるおいを。
水分補給も わすれずに。
最後までお読みくださり、
ありがとうございます。