東大阪市・池田屋珈琲さん(布施店)
池田屋珈琲さんは喫茶と手作りサンドイッチ屋さん。昭和っぽいタイルの床が見えます。壁もタイルだ。きっとタイムマシンにちがいない。
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池田屋珈琲(布施店)さん
東大阪市・近鉄布施駅のすこし西にある フランドーリ(アーケード商店街)。
テクテクさがすも、なぜか喫茶店がない。さがしていたら南詰まで。やっと見つけた池田屋珈琲さん、貴重な存在です。
池田屋珈琲さんのテイクアウトの手作りサンドイッチは、具がギューっとつまっています。大阪市内に5店舗あり、自家製パンと濃いめのコーヒーで営業されています。
手動ドアご注意
おおきなカンバンに気を取られ、ガラスのドアの前で、まちぼうけ。自動ドアだと思ってたら開かない……。手動ドアでした。しかも引き戸、スーッとすべらせると
「いらっしゃいませ」の電子音。
ちょっとビックリしました。
便利な自動ドアがあたりまえの時代。やっぱりタイムマシンだ。ちょっと昭和にちかづいた。
むかしの喫茶店
昭和の喫茶店のらせん階段。すき間があいています。現在では、ちょっと使えないでしょうね。オブジェになっています。
壁のタイルや照明器具は1970年代の雰囲気。雑誌のラックが本屋さんですね。雑多感と、うっすらとタバコのけむり。
パンメニューが豊富
サンドイッチ屋さんだけあって、モーニングが豪華版、いや豪華パン?
池田屋珈琲さんのオリジナル・トーストは厚切りです。やわらかくて、おいしい。(大阪の喫茶店のパンって[カシカシ食感]がおおいのです。) バターもたっぷりついています。
ジャムは+50円・オーレも+50円
・サンドイッチの焼きも+50円でできます。カスタマイズ自由、すこしお金だしてフルーツ付きにするのもいいですね。
濃いめ珈琲おかわり無料
喫茶店なのに珈琲のおかわりがあるなんて! じぶんで、ポットのあるキッチン横まで行きます。ミルクやシュガーは各テーブルにたくさんおいてありますよ。
けっこう濃いので、あまりおかわりしているひとはいません。わたしは、もちろんおかわりをいただきました。
お店の奥にも席がある
昭和の喫茶店は入り口がふたつある。
むかしのまちは、ちいさい家がおおくてマンションはない。道もせまくゴチャゴチャしていましたが、商売をしているお店などは、建物が大きく敷地も広かった。
なので、入り口はオモテとウラの二ヶ所あったりしますね。池田屋珈琲さんもウラに可愛い扉があります。
テレビもある。やっぱり昭和。
よく見るとイスがみんなちがう。おもしろい……。
ウラのテーブルで珈琲をおかわり。これならお昼兼用の、ブランチ使いもできます。時間制限もなくゆっくりと。
雑誌は、読んだらラックにもどしましょう。おかたづけと思いやりをわすれずに。
タマゴサンド・モーニング
もう玉子焼きがすごい! おまけにハムとキュウリも。ここまでくると「ミックスサンド」では?
これはもう、お腹いっぱいになります。ふわふわしあわせ。おかわりあるので、ドリンクは珈琲ばっかりです。
ティータイムメニュー
パンすきなかたは是非どうぞ!
モーニングとティータイム。お値段も1000円でお釣りがきます。
本当に昭和っぽい。
食パンが、こんなにいろんなメニューになるなんて。わかってたけど、忘れてました。
池田屋珈琲さんは、この布施店の近くにもう一軒あります。
そういえば、通りすぎていた。
パンと濃い珈琲のタイムマシン。
また乗りたい。
過去から未来 いつの時代も
食べている。
いつも こころに うるおいを
水分補給も わすれずに
さいごまでお読みくださり
ありがとうございます。