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5月、散歩の時に聴く曲

5月。昨日は暑かったのに今日は寒い。そんな不安定な日が続いて、身体も心もゆらゆら揺れている。いつ雨が降るかわからないから晴れている間に洗濯物を干す、というように、天気の良し悪しでその日の行動を決めることが最近多い。
今日は眼精疲労がすごかったので、スマホもタブレットも家に置いて半日散歩をした。腕を振って歩くと暑くなるくらいには天気が良くて、思わず歌いたくなった。なのに、スマホを置いてきたから音楽を流せない。ああそっか、以前はiPodがあったからスマホなんてなくても音楽が聴けたんだ。今は生活のほとんどをインターネットに依存するようになってしまったから、音楽もネット環境がないと満足に聴けないなんて。
サイレンと犀さんの短歌で忘れられないものがある。

イヤホンで耳を塞がなくても、自分の世界に入れるのが脳内再生の良さ。音質や歌詞に問題はあるけれど。
ということで、散歩しながら「ああ、これが聴きたいな」と思った気持ちの良い音楽を載せて今日はおしまい。

4月頭に終わった菅田将暉のオールナイトニッポン。2年ほど好きで聴いてた。
ラジオで見せるキャラとは違うカッコ良さと勢い、何よりラジオブース内で撮ったこのMVがめちゃくちゃ良い。ラップとかR&Bとかよくわからんと思って敬遠してたCreepy Nutsを聴くきっかけになった。

「光るとき」の原曲を初めて聴いたとき衝撃を受けたけど、君島大空さんのアコギとだとまた違う叙情的な良さが…塩塚モエカさんの歌声も伸びやかでほの暗さがあって大好き。

心が折れそうなときに何度助けてもらったことか。
ひび割れたガラス玉は光を乱反射してきっと透明なビー玉よりも強く輝くはず、と信じさせてくれる曲。

ふとした瞬間に思い出す印象的なフレーズ、足踏みしたくなるリズム。身体の芯に訴えかけてくる音楽。「響く」って、こういうことなんだなってわかる。

気持ちが塞ぎがちになる季節だけれど、
何も考えずに外に出て、足をずんずん動かしてみたら少し心が軽くなるかもね。
心地よく過ごせる日が多いことを願っています。

2022.5.2 朝

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