百鬼ゆめひな「六花」
美しくも怖ろしい雪女。
その極北にあるのが、百鬼ゆめひな「六花」ではないかと
個人的には思っている。
twitterで写真を見かけて一目惚れしてしまった「百鬼ゆめひな」さん。
2018年京都公演で「六花」を観ることができた。
美しくて、ぞっとするほど怖ろしくて、でも切ない。
すばらしい雪女だった。
百鬼ゆめひなさんは、等身大の人形をひとりで遣う。
のみならず、自身も黒衣にとどまらずに演技者となり
まるで舞台上に二人のヒトがいるかのようなパフォーマンスを見せる。
どちらが人間で、どちらが人形か、
どちらも人間なのか、どちらも人形なのか、
時にわからなくなる幻想的な世界だ。
「六花」は、岡部えつ「雪女」を原作にした作品。
雪女はなぜ人を殺すのか。
禁忌を犯したものはどうなるのか。
小泉八雲「雪女」では描かれていなかった部分を
垣間見たような気がして、
”うた絵巻”制作のヒントにもなっている。
松浪流火曜会 千静のうた絵巻 vol.3 -ゆきおんな-
小泉八雲「雪女」をベースに
雪女の恋を唄と三味線で綴ります。
2023年12月19日(火)
開場:14時 開演:14時半
会場:道頓堀ミュージアム並木座
入場料:2,000円
出演:松浪千静(唄・三絃)
お申込み:こちらのフォームからお申し込みください
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