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薪づくりを検討してみる
最近、アウトドアブームが落ち着いてきていますが、それでもニーズが一定数ある薪。
特に、秋〜冬にかけては薪ストーブユーザーからの需要が高まります。
自身としては、焚き火やテントサウナを定期的に開催しているので、生産(入手)量ー自家消費量=余分量 ←販売出来ないか
を検討してみたいと思います。
薪の入手方法
いくつか方法があると思います。
山から伐採
もし山を所有している、あるいは知り合いから伐採を許可されている山がある場合は実現可能ですね。
勝手に山に入り、木を切ることは原則許されていません。違法にあたります。
原木や玉切り状態のものを入手
造園業者や建設業者、チップ工場、森林組合などに問合せをしてみると良いと思います。木を扱っている専門家がポイントです。
業者によって、原木だったり、玉切りの状態だったり、それぞれ異なります。
薪を購入
ごく当たり前のことですが、薪を安く購入します。最近だと、薪が乾燥していなかったりするので、良い乾燥状態にして、転売ということもできるかもしれません。
この方法を検討してみる
これまでは、山から伐採していたのですが、伐倒~枝払い~玉切り~薪割という工程が発生します。特に、伐倒~枝払いは厄介です。慣れていなければ思わぬ方向へ倒れたり、かかり木になったりもします。
上手く伐倒できたとしても、枝や葉の処理に意外と時間がかかります。
このことも踏まえて、原木や玉切り状態のものを仕入れることを考えてみます。
バイオマスセンターで仕入れを検討してみる
バイオマスセンターでは、森林の廃材をペレットに変えている場所らしいです。そこでは、木材の販売もしているようで、玉切り状態、薪の2パターンあるようです。
薪(薪割)は1㎏ 100円
薪(玉伐)は1kg 15円
と、ある報告書に書いてありました。玉切りのものは安いですね。(広葉樹なのか針葉樹なのかで変わりますが)。
計算をしてみる
玉伐を300㎏仕入れたとして、4,500円。
※軽トラックには荷物だけで350㎏までが制限とされているそうです
10㎏の薪が30束出来上がります。ただし、早くても1年半後。
Amazonで調べると、10㎏で送料込みで 1,800円~3,000円くらいです。
ちなみに、1,800円はマツ(針葉樹)でした。
現時点では、ECサイトでの販売は検討していないので、近くのスーパーと比べてみます。
A店(ホームセンター) 1,000円
B店(ホームセンター) 750円
C店(薪ストーブ屋) 650円
やはり直販であれば、高くても1,000円でしょうか。
1,000円で考えると
売上=30束✕1,000円 の 30,000円
経費=15円/kg✕300kgの 4,500円
差引、25,500円です。
ただし、これ以外にも、薪を縛る紐や薪割のための燃料もかかります。
そう考えると、実質、20,000円くらいでしょうか。
原木の購入~薪割~薪割後の薪移動を含めて、1人で1日(6時間)で完遂できれば、日当2万。
皆さん、安いか高いか、妥当か。
どう思いますか。
感じたこと
自然のものは価値が付けずらいと思います。ただ、値段をつけなければ捨てられ朽ちていくものです。
なんとかして、値段をつけ、価値を高めて販売する方法を探りたいと思う反面、お金になりにくい事業だと思いました。