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ホメオパシー

ホメオパシーとは代替療法、自然療法の一つです。
類を持って類を癒すsimilia similibus curentur
または
似たものは似たものを治すlike cures like
(同じエネルギーを持つものが共鳴し、治癒を促している…と言ってもいいかな?)
従来の西洋医学の対症療法(アロパシー)とは逆の考え方をします。

アロパシー(対症療法)は、たとえば、熱が出たら冷やす、火傷をしたら冷やす、
細菌には抗生物質、便秘には下痢を起こさせるものを摂る、咳には咳止め、、というように症状に対抗できるもので症状を抑えようとします。
この根本には、病気=悪、消すべきものという意識があるため、それに対抗できるように反対の作用を持つものを使う。これが対症療法です。

それに対し、同種療法(ホメオパシー)は、
症状に一番似たものを使います。
病気を悪いものと考えません。
咳も鼻水も出せるだけ出して、熱も不要になった血も排出するのは良いことです。
皮膚からも、汗も、デキモノも。

人間の体にはもともと自己治癒力があるので、体に合わないものや異物は素早く体から出そうとします。暑い天気のもとで体温を一定に保てるのはそういった体に備わっている恒常性(ホメオスタシス)によるものです。これがちゃんと機能していれば、自己治癒力が働きます。
ホメオパシーはその活力を与え、心と体と魂のバランスを整えます。


身体は優秀なので、心、体、魂のアンバランスがあることを症状でおしえてくれます。
中には感情的な問題もあります。
常に最適な状況でいられるようにアンバランスに素早く対処しています。
それはたとえ西洋医学では治癒が難しいと言われている病状の時さえも、
その時その時の生き延びられるように最善の方法で複雑で完璧な人体を管理しています。
自分の体に必要なものは体がちゃんと知っています。
ですから、体のサインにちゃんと気づくことが大切です。
サインに気づいたら身体はそれ以上サインを出す必要はないのですが、
サインを無視し、症状に蓋をして、薬で抑圧したり、悪い部分を切り取ると、今度は更に違う種類のサインを出していきます。
こうして、病気が少しずつ深刻になってきます。

ホメオパシーでは最終的には、その症状の根本原因が何なのかまでたどり着くことができてはじめて治癒をしたということになります。

ホメオパシーの治癒は時には時間がかかることもありますが、その間、自分を内観し、楽しくマイペースに学ぶことで成功すると思います。

私はそのナビゲーターをします。
その旅が成功するように祈っています。

            

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