京都念慈菴(ニンジモン)のハーバルキャンディ
昨日は朝、ロベリアのことを思いながら記事を書いて、
なんとなく自分の意識に痰湿をなんとかしなきゃという意識と、
最近使っていなかったお灸を使ってみようと思って。
ちょうど蠍座の新月だし、寒くてじめじめして天気も悪いし、ふくらはぎも冷えているし、秋土用だし、
お灸をしてみました。
私は過敏なタイプなので、
低温タイプを。
そしたら、いつものように胃がポッとあたたかくなって、
舌にモグサの味がまとわりついて。
あー、これこれ。
と思いながら、キッチンで換気扇回しながらやっていたら、
喉に粘液がまとわりついているようにスッキリしなくなって。
次の瞬間、お灸のニオイが吸い終わったタバコのような
独特の臭さが気持ち悪くなり、
あっ、吐く!
と思ったけど唾液しか出ませんでした。
え!まさにロベリアじゃん!と思ったのですが、
今はマリアアザミのマザーティンクチャーとってるし、
何か、違うもの…と思い、目に入ったこの飴玉!
スーパーミントですっきりしたいと思って口に入れ…
あれ?
これ、レメディくらいのスピードの速攻性があって、
びっくりしました。
咄嗟に、ハーブのミントって消化器系にいいんだっけ?
って思って選んだのですが、
胃も喉もスッキリ。
しかも、予想したイメージよりも甘い!
(カンゾウ=リコリスエキスも入っていました)
この飴、主人が買ったのですが、
2人で、この飴、即効性やばくない?!
と盛り上がっていました。
レメディよりいいんじゃない?とか笑
その飴とは、、、
京都念慈菴は香港・台湾の漢方薬メーカーで、のど飴や咳止めシロップを販売しています。
起源は中国最後の清王朝の時代とされます。地方長官として勤めていた楊孝は、肺の病を患う母の為に中国人の名医・葉天土を訪ね、先祖代々の薬の製法を授かって母の病気を治しました。その後、母親の思い出と名医を尊重して『念慈養』と名づけ一般に普及させたと伝えられます。(「京都」古都の意味で、当時の北京を指します。
なので日本の京都とは関係無し)
使用されている漢方・ハーブ
ビワ葉・スイカズラ花・キキョウ根・リコリス
ちょっと調べてみた
ビワの葉
ビワときくだけで東條百合子さんの「自然療法」を思い出しますが、私は北海道に住んでいるのでビワとはあまり縁が無いのです。
ビワはハーブとしてもEriobotrya(エリオボトリア)でマザーディンクチャーもあります。
これも、咳や気管支炎によいし、健胃の効果があります。
肺を清め、肺熱による痰咳、胃熱による嘔吐を治す。
ビワは興味深いなあ。
ビワの木がある人は、チンキを作ったり、
肺の部分に葉をあてたり、
ビワの葉のお灸でがんを治癒するエピソードはよくききますね。
スイカズラ花
茎葉は解毒、止痛作用があり、腫れ物、発熱,咽喉痛,化膿性疾患,筋肉や関節の痛み、ヘルペス、子宮内膜症主に利用される花は茎葉よりも解熱効能が優れているとされ、中国ではよく用いられる。
スイカズラというと、フラワーエッセンスのハニーサックル。
秋ってハニーサックルが必要なとき、あるかも。
キキョウ根
去痰薬として配合薬に用いられる。漢方では、
去痰し肺機能を整え鎮咳する、また排膿作用を促進する薬能がある。
リコリス=甘草(カンゾウ)
リコリスに含まれる「グリチルリチン」というは抗酸化作用があり、体の酸化ストレスを抑制する効果があります。さらに、この成分は抗炎症作用も備えており、風邪や喉の痛み、さらにはアレルギー症状の軽減にも効果があります。胃と腸の健康の維持・改善に役立つとされています。胃ガスや過剰な胃酸による胃痛、胃炎や胃潰瘍の予防改善に。胃の粘膜を保護し、胃酸を穏やかにする効果がある。
これもまた、肺と脾(胃腸)のハーブなんですね!
やはりこの2つをやるといい。
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