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物流×資材で調達のプロを目指す、shizaiではじめる新たなワーママキャリア

こんにちは。Supply teamで包装資材の調達の仕事をしている内田です。

夫と子ども2人と茅ヶ崎に住んでいて、在宅勤務とオフィス通勤をミックスしながら働いています。


これまでの経歴

2008〜2020年 化学繊維メーカー東レにて物流、秘書を担当
2020〜2024年 夫の駐在同行でアメリカに居住、Daiso USAで輸入業務を担当
2024年5月〜 shizaiのSupply Team

幼少期〜学生時代

小さい頃から家族旅行で東南アジア・ヨーロッパに連れて行ってもらい、日本とはまったく違う文化、人々におもしろみを感じ、そこから海外好きになりました。
小学校の卒業式では「大きくなったら世界中のいろんなところに行ってみたいです!」と夢を発表していた気がします。
そこから英語に興味を持ち、外国語大学でインドネシア語を専攻して、インドネシアの島々を回ったりしました。
全然流暢ではないけれど、今でも英語は好きです。

どんな仕事をしてきたか

新卒で化学繊維メーカーの東レに入り、国内物流・輸出入手配などを担当してきました。
製品ができたらどこに保管し、どうやって運べば、安くかつ品質よくお客様にお渡しできるのかを考えて、倉庫会社さんや運送会社さんと契約を結ぶ仕事です。

物流コストは営業費の一部ですが、意外と注目されていません(今は2024年問題などニュースで取り上げられますが、10数年前は全くでした)。
ですが、きちんと最適な物流体制に整えてあげるとコストが下がり、その金額はそのまま会社の利益改善につながるので、やりがいを感じる仕事でした。

本社にいると物流の現場で何が起きているか把握しづらいので、不効率な作業がずっと続いているなんてことも多々あります。
そこで、倉庫や配送拠点に赴き、改善策を刈り取ってくるのが物流パーソンとしての存在意義だと感じていました。

その後、夫の海外駐在に伴い退職し、アメリカのカリフォルニア州に家族で帯同。
アメリカではフードバンクなどのボランティアをやってみたり、第二子を出産したり、Daiso USAの輸入手続きの仕事をしたり、自由に過ごしました。
2024年春に帰国し、shizaiに転職して今に至ります。

一番の思い出

意義を感じた仕事は、ムダな製品積替え作業をなくして物流コストを削減できた事例です。
あるとき、冷凍倉庫の現場に行ってみると-20℃の中で作業員さんが分厚いコートを着ながら製品を積み替えている姿に遭遇。。!
ただでさえ辛いといわれる物流現場で、こんな作業は継続性がないと感じました。

原因をたどっていくと、物流面を配慮しない荷姿で生産され、保管・輸送効率が悪いので外部倉庫で積み替えているというものでした。
社内に持ち帰り、生産工場に荷積み装置を入れてもらうことで解決。
若干の設備投資費はかかりましたが、結果的に積替え作業料をカットできたのでコストメリットがあり、何より人手不足が叫ばれる物流現場で、持続的な体制を整えられたのが成果だったと思います。

大事にしていること

モノ・サービスを買う立場を数年経験して大事だと思うのは、購買者が持つべき倫理観です。
どうしても買う人が上に立っている感覚になってしまいがちですが、良いサービス・価格を提供してもらうには、対等に接する姿勢が大切です。

特に、物流業界では私が入社した2000年代と今では立場が逆転し、トラック会社にお願いしても運んでもらえないような時代になりました。
サプライヤーの立場も理解し、お互いが持続的に取引できる形を考え、その上で、最も大事な「自社の利益拡大のために品質良く・コスト安く仕入れる」ことを意識しています。

なぜshizaiに入社したのか

ワーキングペアレンツ向け転職エージェントの紹介でshizaiを知りました。

shizaiに決めた理由は2つあります。
ひとつは、レガシー産業である資材業界に切り込んでいくスタートアップに魅力を感じたからです。
アメリカに住んで働いてみて、産業の新陳代謝の速さに驚きました。
コロナ禍で不要になったサービスは消え、代わりに新しいものが生れて定着していくスピードが速かったです。雇用の柔軟性も高いです。
外からみて、日本人の仕事の丁寧さなど日本の良い面を再認識しましたが、一方で、変わらない産業構造や変化を嫌う文化にもったいない思いを抱きました。
いまshizaiが資材業界に改善を起こそうとしているデジタル化や産業構造の再編は、日本の将来のために必要な動きではないかと思います。
今まで関わってきた物流業界でも、マニュアル作業が多く、多重の下請け構造になっている課題を感じていたので、shizaiの目指す方向性に共感しました。
スタートアップのスピード感で、一緒に課題解決に挑戦してみたいと思いました。

もうひとつは働きやすそうな環境です。
アメリカから帰国後は茅ヶ崎に住むことになったのですが、東京に出るのが若干遠い。。リモートワークとオフィス通勤の調整がしやすい点はすごくありがたかったです。
また、面接でshizaiの皆さんと話す中で、社内の風通しの良さや、子育て世代が多くて代表も子育て中なことがわかり、家事育児をしながらフルタイムで働けそう!と感じました。

入社してみた感想

まずはshizaiが取り扱う資材の範囲が広いことに驚きました!
段ボールから紙箱、布袋、プラスチック袋、リボン、シールなどお客様から要望をいただくものは何でも取り扱うので、それぞれの素材知識と最適なサプライヤー選択が必要です。

お客様の要望の意図をよみとって、最適な仕様を考えるスキルも求められるので、「資材のプロ」にならないといけないなと日々感じます。
Supply teamメンバーはじめ、みんな探究心があり勉強熱心なので、知識はもちろんですが、仕事に取り組む姿勢も学ばせてもらっています。

単に調達してくる人ではなく、どんな素材、形をお客様が求めているのか、サプライヤーにどんな依頼をすれば良いものがいい条件で上がってくるのか頭を使い、「作っている」感覚があるのが楽しいです。

前職からの違いで驚いたのはSlack、Notionなどのツールを使った即レスコミュニケーションです。
これは少人数の良さですが、意思決定プロセスが早く、必要なアクションにすぐ移れるのが働いていて心地よいです。
大手企業にいたときに比べ、仕事の進み具合が10倍以上違う感覚です!
あとは、経営情報がオープンで、事業計画と自分の仕事がどうリンクしているかが明確なのも良い点だと感じます。

個人的な気づきがあったのは、今まで無意識に時間に囚われた働き方をしていたことでした。
前職ではまわりに合わせて定時に働くことに集中し、子どもの病気などに快く時間を避けない自分がいました。
shizaiはフレックスタイム制で各人がそれぞれのタイムスケジュールで働いています。
家族時間が必要なときは仕事を諦めて夜に回したり、無理にオフィスに移動せず在宅勤務に切り替えたり、臨機応変にやらせてもらっています。

いちばん大事な、「仕事で成果を出す」ことに神経を使うことができるのが良いです。

今後何にチャレンジしたいか

この春に帰国して、夫も異動、子どもたちも初めての日本の学校、私も転職と家族みんながドキドキ・バタバタな日々でしたが、shizaiで働き始められたことで何とか仕事と家庭の両立ができたなと思います。
これからもこのペースでやっていきたいです。

調達担当としては、もっと知識を蓄え、提案力をみがき、「資材のプロ」と胸を張って言えるようにしたいです!
また、これまでの輸出入経験を活かして、海外調達にも取り組んでいきます。

▽株式会社shizai 会社説明資料

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