オリジナルバトルえんぴつゲームの思い出
こんにちは。仕様です(@shiyoumasayume)という名前でSNSをやっているゲームプランナーです。
ふだんはコンシューマータイトルプロジェクトのセクションリードとして、ディレクターやプロデューサーがふわっと旗を振ったコンセプトから具体的なゲームデザインをする仕事をやっています。
突然ですが、小学生の頃ってローカルな範囲で異様に流行っていた遊びってありませんでしたか?それこそ教室の中だけとか、自分の友達グループ内だけでとか。
今日は僕のまわりで大流行したオリジナルバトルえんぴつゲームについて書いてみようと思います。
オリジナルバトルえんぴつゲーム
(当時のルールやフォーマットをまとめてみました。)
名前にもあるとおり、ドラゴンクエストバトルえんぴつを由来としたローカルゲームです。
紙とえんぴつさえあればすぐに遊べることや、自分のオリジナリティが出しやすいところが僕含めた小学生男子の心をくすぐり大流行しました。
遊び方
・適当な紙にモンスターの絵を描いて、その下に5個の攻撃枠を書く。
・五角えんぴつのお尻に1〜5の数字を書く
・えんぴつを転がして出た数字に対応する枠の内容で相手のモンスターを攻撃する
・相手のモンスターのHPを0にしたら勝ち
ルール
・HPと攻撃力の合計値が200になるようにモンスターの強さを決める
プレイヤータイプ
上のルールやフォーマットの範囲内で様々なプレイヤーが出現しました。
・固定ダメージ型
攻撃枠のダメージ量を全て同数にすることで、えんぴつの出目に限らず一定ターン数経過すれば勝ちという勝負に持ち込んだプレイヤー。
・出目1ギャンブル型
5つある攻撃枠のうち1つに攻撃用のポイントを振り、それ以外を攻撃力0にする。狙いの出目が出れば即勝利という勝負をしかけるプレイヤー。
・虚弱ハイパワー型
HPと攻撃力の合計が200であれば良いというルールから、HPを削り攻撃力に多くポイントを振るというブレイクスルーが発生。そこから生まれたのが虚弱ハイパワー型。固定ダメージ型はこの思考を取り入れ、決着までにかかるターンの短縮を図り始めたりもした。
・非力堅牢型
虚弱ハイパワー型の逆で、攻撃力を削りHPを増やすという思考。相手を倒すまでの時間がかかってしまうものの、出目1ギャンブル型など高火力モンスターによる一撃死を防ぐために体力を増強しておくプレイヤーは一定数存在した。
・絵師
モンスターの絵を描くのを代行してくれるプレイヤー。報酬としてローカル通貨である輪ゴムや牛乳瓶の蓋などがもらえた。
まとめていたら、仲間内でまたやってみたくなってきました。というかバトルえんぴつの仕様がそもそも面白かったんですよね・・・。
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