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動物にとって有用なのか有害なのか

動物もぼくら飼主も腸内細菌と共に生きてる。

 

腸内細菌がいないと動物もぼくら飼主も生きていけない。


動物もぼくら飼主も生きていくうえでとっても大事な腸内細菌。


その腸内細菌は善玉菌とか悪玉菌とか名前をつけられて


さも善玉菌がよくて悪玉菌が悪いみたいなレッテルをはられて


いかに善玉菌を増やすかみたいな風潮がある。


間違っちゃーいないんだけど・・・。


腸内細菌は共生微生物って呼ばれていて、動物や人間の体と一緒に共生してる。


動物や人間の体にとって有用なものを作り出す微生物を有用微生物と言って


有害なものを作り出す微生物を有害微生物と言うのさ。


これも動物や人間を中心に言うから有用とか、有害とか言うけど


有害微生物だって、悪玉菌だって、別に動物や人間に


害を及ぼそうとしているわけじゃーない。


共生してる動物や人間が死んじゃったらいい住み家がなくなるからね。


有害微生物や悪玉菌だって、自然界では大事な役割を果たしてる。


例えば、悪玉菌代表のウェルシュ菌はタンパク質を腐らせるけど


自然界では、動物が死んだらウェルシュ菌が体を腐敗させて有機物に分解する。

とっても大事な微生物。


腸の中でタンパク質を腐敗させると


動物や人間にとっては、有害物質を作り出しちゃう。


それぞれの微生物は自分の役目をしてるだけで


それが動物や人間にとって有用なのか、有害なのかってだけなのさ。

    

腸の中に住まわしているのは動物や人間の方で、腸内細菌に住んでもらってることで生きていけてる。


善玉菌、乳酸菌って、目の色変えて宣伝してるけど


有害微生物だって大事に大事に扱ってあげると有用になるかもしれんよ。

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