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oh_g_chan
動物の超高齢でたくさんの
動物が超高齢で調子が悪くなって検査をすると
心臓も腎臓、甲状腺、肝臓、膵臓の値も上がっていて
あっちもこっちも悪くて、いろんな病気が見つかることがある。
悪いところがみつかると放置するわけにもいかず、悪いところの治療をするんだけど
そうなると心臓の薬や腎臓、甲状腺、肝臓、膵臓の薬も飲むことになって
いっぱいの薬を飲まなくてはいけなくなる。
調子が悪くなった原因の治療よりも
データが悪い臓器の治療をすることになって
治療のメインが症状の改善ではなく、病気の治療がメインになってしまう。
西洋医学の治療は、臓器それぞれの治療薬になるから
心臓病の治療薬
甲状腺の治療薬
腎臓病の治療薬
肝臓病の治療薬
膵臓病の治療薬と
全部、違う薬を飲まなくちゃーいけない。
6種類、7種類の薬に更にはサプリメントも使ったりして、てんこ盛りになるよねー。
病気も含めてその子であって、すべての病気が悪じゃーない。
高齢の子で病気がいろいろあって、内服やらサプリメントやらたくさん飲んで、すべての薬が効くのか?
高齢や病気によって代謝が落ちているのに体からちゃんと排泄されるのか?
排泄されなければ、どんどん溜まっていき、薬物の副作用が強く出てしまう。
病気はたくさんあっても動物の体は1つで、それぞれの臓器が悪くなっていても
今の症状がどれが1番影響して、調子が悪くなっているのか?
優先順位をつけて考える必要がある。
悪いところを治療することは大事なことだけど、病気も含めてその子の体。
全体のことを考えて治療しなければ、症状の改善もしない。
超高齢になるとたくさんの病気が見つかることがあるけど
調子が悪くなってる症状の改善を優先的に考えて
まずは、動物の状態をよくすることが、ぼくは大事だと思う。