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ぼくら飼主のスピリチュアルケア

ペットの看取りを考える全国フォーラムでは、スピリチュアルケアの話はしなかったので


今回、スピリチュアルケアのことを話そうと思う。


人の医療では緩和ケアとして、


4つの苦痛があって

身体的苦痛(身体的ペイン)

精神的苦痛(精神的ペイン)

社会的苦痛(社会的ペイン)

スピリチュアル的苦痛(スピリチュアルペイン)


があってこれら4つが複雑に絡んでいて、1つの苦痛が様々な苦痛を引き起こすと考える。


このような考え方をトータルペインって言うのさ。


スピリチュアルペインって言うとどうしてもスピリチュアルって怪しい単語になるけど、いたって大真面目。笑


スピリチュアルペインは、自分の存在と意味がなくなることから生じる苦痛とされてる。


この苦痛は患者さんに使われるけど、介護したり看取る側にも苦痛はあるよね。


それと同じで、ぼくら飼主も動物を失うことで、自分の存在と意味がなくなる苦痛が生じる。

  

「あの子がいなくなって私が生きてる意味がない」とか

「なぜ、こんなに苦しまなきゃいけないのか」

「神や仏もない」

「夢も希望もなくなった」

「悲しみから抜け出せない」

「あの時あーしておけば」

ってスピリチュアルな苦痛が生じるんよ。


動物が終末期になった時にスピリチュアルペインが、生じるかどうかは


動物に聞けないので、動物のスピリチュアルペインは、ぼくにはわからない。


スピリチュアルペインは、ぼくら飼主の苦痛になると思ってる。


でこのスピリチュアルペインをケアするのが、スピリチュアルケアになるんよ。


ぼくら飼主のスピリチュアルケアは、ほとんどできていないのが現状。


ペットロスサポートや専門のカウンセリングを受けられるところは、まだまだ、少なくて


セルフケアしなきゃいけない状況だね。


スピリチュアルケアもやっていかなきゃいけないなって思う。


ぼくの投稿が、スピリチュアルケアになればいいなと思って書いていくから


毎日よく読むように!笑

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