ブリーダー崩壊の保護犬はおとなしい
保護犬、保護猫と共に暮らす人が増えている。
「ブリーダー崩壊から保護された子なんです」って言われることがあるんだけど
ぼくの勝手な思い込みなんだけど
ブリーダー崩壊から保護された犬は、おとなしい子が多い。
それは、虐待を受けた犬や子供は無表情になって感情を示さなくなるから。
うれしい!楽しい!これイヤ!これ好き!これキライ!
って言う素直な感情表現ができるのは
安全な場所で愛情をたっぷり受けてはぐくまれるものだとぼくは思ってる。
粗悪な飼育環境の中でただ、機械のように子供を産ませられる状況で
安全な場所もなく、愛情もない環境で過ごすと
感情がなくなり、無表情になってしまう。
「この子おとなしくていい子なんです!」
「吠えたり、怒ったりしないんです!」
って言われることがあるんだけど
それって粗悪な環境で愛情不足で感情がはぐくまれずに育ってしまったからなので
これから安全な場所で愛情いっぱい注いで共に暮らすと
少しずつ、怒ったり、イヤなものはイヤって、表現できるようになってくるかもよ。
ぼくも母親にしつけと言う名の叩かれ、引きずられて、物投げつけられたり、怒鳴り散らされて
家が安全な場所ではなく、愛情も感じられなかった。
何が楽しいのかわからなくて、笑うことがなくて
無表情な顔をしてると「顔が怖い」と言われた。笑
ここ10年ぐらいでやっと自分の感情がわかるようになってきたー。
超時間がかかった。笑
保護犬のおとなしい子はちょっと注意が必要で、安全な場所で愛情を受けずに育った可能性がある。
ぼくら飼主と共に暮らすようになることで
安全な場所で愛情をたっぷりと受けて感情がはぐくまれるとやっと「イヤなものはイヤ」と言えるようになるかもよ。
そうなった時に「うちの子が最近、言うことを聞かくなって来たんです」なんて言わないでね。
やっと感情が表に出せるようになったんだから。笑