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muoland
動物は時に厳しい
共に暮らす動物は、ぼくら飼主をジャッジすることはない。
「なんでもっとはやく気づいてくれなかったの!」
「もっと早く治療してくれればよかったのに!」
「あーすればよかったのに!」
「こーすればよかったのに!」
「あれしたからいけなかった」
「これしたからいけなかった」
なんてぼくら飼主に言ったり、思うことはない。
共に暮らす動物は、ぼくら飼主に文句を言ったり
不平不満を言ったり、そんなつまらないことを言ったり、思うことはない。
条件付きの愛はなくて、ホントに無条件の愛なんよ。
すごいよねー。
人間は、乳児の時は、文句や不平不満を言わなくて
無条件の愛だけど大きくなるにつれて、だんだん文句を言うようになり、条件付きの愛になっていく。
共に暮らす動物は、一緒に暮らし始めてから死ぬまでずっと無条件の愛を貫く。
そんな動物の一途な愛にぼくら飼主は成長できたり、自分自身と向き合ったりすることができる。
条件の愛ゆえに癒されたり
心の支えになったり
生きることの喜びを教わったり
死ぬことの悲しみを体験したり、失うことを教えてくれたりする。
いろんなことを教えてくれるね。
共に暮らす動物は無条件の愛で包んでくれて、ぼくら飼主をジャッジしたりしない。
それが共に暮らす動物の優しさでもあり、厳しさでもある。
ぼくら飼主がどんな選択をしようとも全て受け入れてくれる。
無条件の愛でぼくら飼主をジャッジしない代わりに
全てぼくら飼主自身で決めなくちゃいけない。
そうなると
自分がどうしたいのか?
自分ならどうしてほしいのか?
自分自身と向き合わなくてはいけない。
動物の無条件の愛は、ぼくら飼主の全てを包み込んでくれる優しさがある反面
時には自分自身と向き合う業のような厳しさもある。
動物は、優しさだけじゃなく、厳しさもあって、ぼくら飼主は成長できる。