汐雨

本業理学部の学生。日々考えたことと言われたことの記録

汐雨

本業理学部の学生。日々考えたことと言われたことの記録

最近の記事

毎日飲んでいるくせに一向中身が減る様子がない。訊いてみると、こういう返事であった。 「飲んだあとに安ウイスキーを足しているんだ。ウイスキーって奴は、いいほうの香が移るものだからな。もう何回割ったか覚えてないが、この中には、少なくとも、まだ本物が十滴くらいはまじってる筈だよ」

    • マイナスの感情が起こるのは何故

      4回目の新しいカウンセラーさんとのカウンセリング。 今日は感情一覧表みたいなものを見せられた。「楽しい」「怖い」「悲しい」「無我夢中」など20個くらいの言葉があったが、マイナスの言葉が多かった。 カウンセラーさん曰く、「これはヒトが猿だった時に生き延びるのに必要な感情だったんです。この感情がない個体は死んでしまいました。今も必要な感情かはまた別の話ですが……」と。 そうか、マイナスな感情は要らないものではなくて、祖先から大事に引き継いできたものだったのか。 現代に必要なもの

      • K先生に言われた言葉。 僕が居なくなっても沢山作品作ってね、汐雨さんの作品すごいから、あとね、貴方のやったことが巡り巡って僕を助けるなんてことが世の中にはあるからね、 なんて言ってくれたこと。 お世辞かもしれないけど嬉しかった

        • K先生との最後のカウンセリング

          K先生。私が大学2年の春から大学4年の今日(1/17)までお世話になった先生。 私が唯一、今まで出会ったカウンセラーの中で信頼した大好きな先生。 最後の大学でのカウンセリングを備忘録として残しておく。いつか未来の自分、見返してね。 わざわざ広島から来たK先生はお土産をくれた。カラス麦のクッキー。広島の名産品なのかな?お土産のチョイスがよく分からない。でも食べたらK先生との繋がりの品なのに消えてしまいそう、という感じで大事で食べられないな。まあ賞味期限切れる前には食べるけ

        毎日飲んでいるくせに一向中身が減る様子がない。訊いてみると、こういう返事であった。 「飲んだあとに安ウイスキーを足しているんだ。ウイスキーって奴は、いいほうの香が移るものだからな。もう何回割ったか覚えてないが、この中には、少なくとも、まだ本物が十滴くらいはまじってる筈だよ」

        • マイナスの感情が起こるのは何故

        • K先生に言われた言葉。 僕が居なくなっても沢山作品作ってね、汐雨さんの作品すごいから、あとね、貴方のやったことが巡り巡って僕を助けるなんてことが世の中にはあるからね、 なんて言ってくれたこと。 お世辞かもしれないけど嬉しかった

        • K先生との最後のカウンセリング

          ノーチラスな人びとを読んで

          たまたま見かけた、双極性障害の本についておすすめしているYouTubeを見て買いました。他にも色んな本をおすすめしていたので興味のある方は是非。 医療編、支援編、闘病・生活編の3つで構成されています。 医療編この章では双極性障害とはどういう病か?について書かれていました。 双極性障害の診断基準 ここについてはネットで軽く調べたら出ますし、気になったこと、深く書かれてると思ったことを中心に述べておくだけに留めます。 双極性障害の診断には抑うつエピソードと、躁病又は軽躁

          ノーチラスな人びとを読んで

          絡みやすいが切れやすい糸、そしてまた繋がって

          久しぶりにnoteを開いた。 Twitterでは繋がりが切れたあの人も、アカウントを消した後輩もnoteは続けてるようだ。 ネットの繋がりなんてそんなものだね。 まるでほつれた糸のように絡まりやすくそれでいて切れやすい糸。まるでそんな感じ。 今まで縁が切れた人なんてネットでもリアルでもいっぱいいるけど、時々引き出しの奥から取り出すように、しみじみと思い出を振り返ることもあれば、思い出すのが嫌なくらいしんどい縁の切り方をした人もいる。 今回は後者の方。 大学2年の頃に仲良

          絡みやすいが切れやすい糸、そしてまた繋がって

          雨、君を想う

          今年は梅雨が長かった気がするが、最近はずっと晴れている。雨の匂いを覚えてる人はどれくらいだろう。 遅くなったけど、雨の記憶が心から過ぎ去りゆく前に。 6/8にSky(ゲーム)で出会った岡山の友人と、鹿忍グリーンファーム跡(水没ペンション村)に行った。 その時の写真、まだ一部しか整理出来てないけど。 写真だと伝わらないけど、カワウ?かな、鳥の声でかなり周りはうるさく、生臭い匂いもした。 静かな家々とは対照的で異様な光景だった。 よく、水に浸かった街の幻想的で透明感のあるイ

          雨、君を想う

          拝啓. 僕の甘さへ

          失恋の匂いがした 甘かった僕の夢 ここでは君の笑顔を 作ることが出来ない もう 迷わない 旅立つんだ 君に最大限の愛と憎しみを込めて 笑ってやる 君と出会ったあの海は 今は黒くうねるが 心は羽を持ったように軽くて 荒波を超えてゆくんだ 「幸せになろうね」 約束ひとつを抱きしめて もがく覚悟はいいかい?

          拝啓. 僕の甘さへ

          情緒的な落書き

          祖母と叔父に連れられて散歩をした。 行先の公園のテニスコートの横の倉庫に写真のような落書きがあった。 蚊とたぬきを混ぜたような。 どんな発想があればこの絵を描けるのだろう。作者に暫し思いを馳せた。 落書きと言えば、良く高速や線路の高架下にポップな文字の謎の落書きを全国的に見る。多分、皆さんもどこかで見たことあるだろう。以下のようなやつ。 あれはなんなんだろう、軽く調べたらグラフィティと言うらしいが、どれもよく似ているし、明らか下手だなーみたいなのも見たことがない。1人で書

          情緒的な落書き

          色々な人と知り合うのはうれしいけど、もし疎遠になった時にそれがまた1つ傷になってしまうのがわかってるから、その人たちのいない未来を見ながら遠い目で今を笑っている。

          色々な人と知り合うのはうれしいけど、もし疎遠になった時にそれがまた1つ傷になってしまうのがわかってるから、その人たちのいない未来を見ながら遠い目で今を笑っている。

          自分を卑下しない

          私は自己肯定感が低い。 あれも出来ない、これも出来ない、自分には能力がない、等キリがない。 そこで指導教員に言われた言葉。 「あれができない、これもうまくいかない、と考えるのはやめたほうが 良いと思います。そんなこと言ったら、人間は自力で空は飛べないし、走っても 猫に負けるし、泳ぎもイルカにボロ負けだし。 人間同士を比べてみましょう。多 くの学生は、頭のデキでは東大・京大のトップクラスの学生に勝てません。でも、 灘高校の生徒だからといって、生物オリンピックや地学オリン

          自分を卑下しない

          研究への扉

          研究テーマが(だいたい)決まった。 指導教員に言われた。 「先に言っておくね。研究続けてて楽しいのは最初だけです。いつかは必ず飽きが来ます。一番、楽しいのは、研究の構想練って手をつけてない時です。」 指導教員は例え話を続けた。 ある画家は、真っ白なキャンバスを前に何日も絵を描きませんでした。 なんでだと思う? その画家は、「白いキャンバスには無限の可能性がある。筆を少し入れただけで可能性が狭まってしまう。最終的にできた絵は、ひとつの答えであって、そうなることもある、

          研究への扉

          巡る日なんてただの景色だ そこに深い意味はないなんて思っても 「私」を構成する何かがひとつ、ふたつ、増えていって。

          巡る日なんてただの景色だ そこに深い意味はないなんて思っても 「私」を構成する何かがひとつ、ふたつ、増えていって。

          消したい記し、軽い罪、見えない繋がり

          消したい記し、軽い罪、見えない繋がり

          研究室に登校するには、早かったかもしれない 人の行動や言動一つ一つに気持ちが左右されてしんどかった あと特定の音(食器の金属音)がダメなのが悪化している 後近所にいるのに、自分の家への帰り方が分からなくてパニックになりかけた 外出向いてない ごめんなさい ごめんなさい

          研究室に登校するには、早かったかもしれない 人の行動や言動一つ一つに気持ちが左右されてしんどかった あと特定の音(食器の金属音)がダメなのが悪化している 後近所にいるのに、自分の家への帰り方が分からなくてパニックになりかけた 外出向いてない ごめんなさい ごめんなさい

          これまでと今の状態 (後編)

          入院の経緯 3/11から2回の診察を経て、 3/23、入院を言い渡された。 躁を残したまま鬱転し、衝動性が高まり、些細なことでイラつき、人に当たり、それをあとから後悔して死にたくなるという負のループに陥っているためだ。 3/18の診察で入院を勧められたが私がもう少し頑張りたかったため様子見になった。 その後の3/22、指導教員と話した。指導教員はとにかく今は休め、ゼミもオンライン併用するつもりだと言っていた。私が研究室に来ない(来れない)のを見越して言ってるようだった

          これまでと今の状態 (後編)