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不甲斐なさとの付き合い方

元旦、新学期、月はじめ
暮らしの区切りになるときに目標や夢を書きます。

あれがしたい、これがしたい。
あれができるようになりたい、これに挑戦したい。

夢も希望も膨らんで、手をめいいっぱい広げようとする

そんな希望を描いたときに尋ねられた質問は
「あなたが手放せるものはなにですか」

手を広げ、何にでも積極的に挑戦する自分を思い描いたときに
わたしの手はどうなっているのだろうか。

思いがけなく手に入ったものや頑張って手に入れたもの
癖になってやめられないもの

どれもこれもがっちり握りしめて
どれもこれも手放せないなぁ、なんて思います。

もちろん、やめたらいいものはたくさんあって

グズグズと悩んだり、
自分の行動を後悔して物事を引きずったり、
人の目を気にしたり
自分の不甲斐なさが顔をだす 困った癖。

でも、困った癖も長年付き合った同士のような
わたしを構成するものだと思うと

不甲斐なさを捨てたり、乗り越えたり
不甲斐なさを手放したりするのもさみしいのです。

成長のために不甲斐なさと正面から向き合い、不甲斐なさを解決する人
なりたい自分になるために不甲斐なさを捨てて、新しい自分をつくる人
不甲斐なさとの付き合い方は人それぞれ。

わたしは不甲斐なさと親しんで、不甲斐なさを自分に馴染ませて歩いて行くことを選択しようと思います。

捨てられはしないけど、いつか馴染んでなくなってる。
そんなふうにものを減らしていってもいいのかもしれない。

「手放す」は握っていたものをパッと離すような瞬発力のある動作のようだけど
握っていたものが溶け出して手のひらを開けば何もなかった、というようなぬるい動作もありでしょう。

なにを手放すか
どんなふうに手放すか。

立春に向け、自分を振り返ろうと思います。


あなたが今、手放せるものはなにですか。


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