見出し画像

「夜の別れはいつも正しい」発売とか

4月21日に自家版歌集「夜の別れはいつも正しい」をkindleで発売いたしました。

そうです、久しぶりに更新したかと思ったら、本記事はnoteユーザーの皆様への宣伝です。
この「夜別」(長いので略します)には、約10年間で詠んだ歌の中から142首が収録されています。詠んだ年代順ではなく、「この歌が先にほしいな」「この歌とこの歌を並べたいな」とか考えながら構成しました。

表紙の素敵な絵は、以前「雪舟えまコンプレックス!」でご一緒させていただいた、ちぃくまさんに描いていただきました。最終的にこの絵になりましたが、ほかにも何パターンか用意していただいていて、どれにするかとても迷いました。

さて、このたび歌集を制作したのには理由があります。昨年、私が一番好きで、私が短歌を詠み始めるきっかけともいえる歌人に初めてお会いできました。その方とのお話の中で、歌集を作ると決心するお言葉をいただいたことです。

おそらくこの歌集は多くの方の目に留まらないでしょう(なにかの拍子でうっかりバズってくれとは思ってますが)。
でも久しぶりに好きなものに取り組めて(ここ1年は片手で数えるくらいしか歌も詠んでませんでしたね)、完成できたことに満足しています。
もし「夜別」を手に取っていただけたなら、そして読んでくれたあなたに一首でも届く歌がありましたら、震えるほどうれしいです。


加湿器をオンにしたまま目を閉じる朝には海ができますように/嫉妬林檎


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?