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内田徹「漆琳堂」8代目当主
2024年7月24日 09:17
こんにちは。漆琳堂8代目当主、内田徹です。越前漆器を支える職人たちを訪ねる「職人探訪」。今回は私たち漆琳堂と長い付き合いのある山下弘行さんをご紹介したいと思います。山下さんは河和田で3代続く指物師。「室(ムロ)」をはじめ、漆器づくりに欠かせないさまざまな道具を手がけています。 ※ムロは産地によって「風呂」と呼ぶところもあります。漆器を回転させて乾かす「回転風呂」山下さんとのお話の
2023年8月24日 17:38
こんにちは。漆琳堂8代目当主、内田徹です。越前漆器を支える職人たちを訪ねる「職人探訪」。前回は日本一の漆取扱量を誇る福井県越前市の漆問屋、箕輪漆行(みのわしっこう)の代表取締役社長 蓑輪利一さんに、漆の精製技術や豊富な商品について紹介していただきました。後編では漆の貯蔵庫に移動し、普段の仕事を通じて感じる漆の良さやこれからの漆の可能性について語っていただきます。漆を取り巻く環境の変化
2023年6月24日 13:55
こんにちは。漆琳堂8代目当主、内田徹です。越前漆器を支える職人たちを訪ねる「職人探訪」。前回からしばらく経ちましたが、コロナ禍も少し落ち着き、ようやく世の中が再び動き出してきた感じがいたします。職人探訪でも引き続き、漆器にかかわるヒト・モノ・コトをお伝えしていきたいと思います。どうぞおつき合いください。第9回目は、越前漆器の産地、河和田(かわだ)のお隣、越前市にある箕輪漆行(みのわし
2020年11月30日 15:53
こんにちは。漆琳堂8代目当主、内田徹です。越前漆器を支える職人たちを訪ねる「職人探訪」。第2回目は越前漆器のなかでも角もの(お盆や重箱)の「下地」を手がけている森田清照(もりた・きよてる)さんをご紹介します。下地とは木地の状態を整えて補強し、漆を塗れる状態にすること。あまり知られていないかもしれませんが、堅牢な漆器をつくるためには欠かせない大変重要な工程でもあります。下地では、木地
2020年11月9日 15:08
こんにちは。漆琳堂8代目当主、内田徹です。越前漆器を支える職人たちを訪ねる「職人探訪」。第1回目は越前漆器の産地、福井県鯖江市河和田(かわだ)地区の蒔絵師で伝統工芸士でもある森田昌敏(もりた・まさとし)さんをご紹介します。蒔絵とは、漆器の表面に漆で絵や模様を描き、その上に金や銀の粉を蒔いて研ぎ磨いたもの。漆琳堂が塗りを手がけた椀の蒔絵も、森田さんにお願いすることが多いのですが、どんな