エドガー・シャイン先生の教え：質問を通じた組織の変革
いつもありがとうございます。
質問中心の研修(R)の野原です。
(^^)
組織心理学のパイオニアである
エドガー・シャイン先生は
「100の言葉よりも
１つの問いかけが人を動かす」
とおっしゃっています。
参考書籍：
問いかける技術
エドガー・シャイン 著
この言葉を知らなくても
そのような体験をしたことがある人は
多いことでしょう。
いろんな価値観を持った人が
集まっている組織では
攻撃
自己防衛
激しい批判
自己卑下
無関心な態度
などなど、
問題となる行動が
出やすくなります。
役職は関係なく
他人をどう変えるのかよりも
自分をどう変えていくのかに
フォーカスをかけた方が
うまくいくケースが多いです。
問題山積みの組織でも
どんどん変化成長していく組織は
後者のような動きが多いのです。
エドガー・シャイン先生によれば、
内省して
自分自身に対して
謙虚に問いかけることが大切であると。
たとえば
「今ここで何が起きているのか？」
「もっとも適切な対応はなんだろうか？」
「私はいったい頭の中で何を考えていて
心の中でどう感じていて
今後、どうしたいと思っているのだろう？」
（その他省略）
これらを行動を移す前に
自分自身に【質問】してみることが必要です。
これらの質問を
個別面談で活用するのも良いですし、
私の場合は、個別面談よりも、
”経営層ミーティング”
”部門別ミーティング”
など
「１対多」の場で
活用することが多いです。
※質問中心の研修(R)も、それに該当します。
なぜならば、
同じ職場のメンバーさんどうし
自分自身の回答を話したり
お互いの回答を直接聴くことで
相互理解が深まるからです。
「そこに悩んでいたのか」
「そんなふうに思っていたのか」
「そんなアイデアを持っていたのか」
など、
今まで「色眼鏡」で見ていた
職場メンバーの見方が変わり、
「そのアイデアは素晴らしい！
さらにこうすることもできそうだ♪」
と、建設的な場になって、
お互いに心が通い合い
お互いの強みで
カバーし合う状態が生まれ
メンバーさんどうしの
相互信頼が高まっていきます。
こういう土壌が構築されていくと、
組織力が強化され
変化成長スピードがグングン上がっていきます。
その後も、
予測不能だった
新たな難易度の高い問題に
ぶつかっても、
「俺たちならできる」
「このメンバーならできる」
と自信を持っているので
知恵や協力体制も生まれやすくなります。
こうなると、良いサイクルが
どんどんまわっていきます。
もちろん、
企業さんが常に前進し続けていると
廃業するまで
永遠に問題は発生し続けますし、
人の感情は
毎日変わるので、
メンテナンスし続けることは
必須ですが、
質問によって引き出し、
組織の土壌を強化し続ける効果は
大きいです。
伴走型で経営支援をさせて頂いていると
問題も次々と出てきますが、
次々と人の変化成長のシーンを
目の当たりにできます。
人間の潜在的な可能性は
本当に素晴らしいです。
ですから、
”質問中心”という方法が
私は大好きです。
私自身、今後もずっとこのスキルを
磨き続けていくことでしょう。
好きなので、
ずっと考えていられます。
好きなので
さらなるレベルアップに向けて
ずっとチャレンジし続けることができます。
”質問中心”で
人に貢献していくことが
趣味と言っても過言ではありません。
(^^)
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悩みは、早めに人に相談した方が
精神衛生上も良いです。
人に相談して
少しでもクリアになると
元気が出て
また行動できるようになっていきますからね。
（^^）
最後まで読み下さいまして
ありがとうございます。
引き続き応援しています。
(^^)
質問中心の研修(R)
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