'88年生まれの私が、小学生だったときのこと。【後編】
こんにちは。
章憲です。
前編に続き、後編を書いていきます。
前編をまだお読みでない方はぜひ前編から読んでみてください。
小学校6年生のときに突如告げられたこと
「中学受験、する?」
後になってわかったことですが、もう私が中学受験することは両親の間で1年前から決まっていたようです(1つ上の兄が受験をしたことをきっかけに。)
もう、するかどうか聞かれたところで、するしかなかったようです笑
ただ当の私は勉強できないお調子者キャラでしたから、今考えたら
準備運動をしないで試合しに行くようなものでした。
しかし、お調子者だったので「うん、やるー!」の2つ返事。
当然です笑
そして、ここから地獄の1年が始まります。
試練1 外部模試テスト
何度も言いますが、小学校6年生まで勉強のべ、の字もやってこなかった
私が外部テストを受けるとどうなるか。
試験時間がめちゃ余りました笑
なぜ?….って?
解けない問題が多すぎて、わからないんですよ。
簡単すぎて時間が余っちゃいましたー!のパターンじゃないです。
むしろ、優秀な人ほどケアレスミスがないか何度も見返して時間いっぱい使いますよね。
結果、国語と算数の偏差値が40いくかいかないかくらいだったことを覚えています。
試練2 中学受験専門の入塾テスト
はい、受かりません笑
結果、公立進学を前提とした補習塾に通いました。
試練3 算数の家庭教師
全く算数ができなかったので補習塾をやめて、ついに算数の家庭教師をつけてもらいました。
それでも全くできている自信がありませんでした。
なぜならば、そもそもの基礎学力が全くなかったので算数の文章で何を問われているか意味わからないんです。
ついには家庭教師から、読解力不足を指摘されて、国語の本を読むように言われる始末。
そこで私も、だんだん、勉強が嫌になってきました。
正確にいうと、勉強すること自体よりも成長の実感が全く湧かなくて嫌になった、が正しい表現ですね。
小学校6年年生の思い出
人生で一番挫折感を味わった1年でした。
なんだかその頃の思い出が全てモノクロのような感じです。
一方で、放課後遊びが唯一心のバランスを保ってくれている時間でした。
でも、今考えるとありえない話です。
家庭教師で勉強する時間以外は全く勉強しないのです笑
そりゃ伸びませんよね笑
肝心の中学受験というと
なんとか合格ができました!
小学生ながら「合格!やったー!」というよりも、やっと解放されたという気持ちが大きかったです。
もし私が小学生に戻れるならこんな過ごし方をしたい
・座学することが当たり前と思えるくらい生活習慣に座学を入れる
・何度も時間をかけて復習することで、上達した成功体験を持っている
私たちの世代は放課後遊び倒すことが当たり前でしたので、その中でも
勉強時間をしっかり生活習慣に入れておきたかったと思っています。
小学校6年間で学ぶことは、本当に中学の基礎ですし、中学で学ぶことは高校の基礎です。
そして大学受験になると、今までで習った基礎標準的な内容をいかに正確に解けるか、で試験が作られているんですよね。ただ、その範囲が広いから難易度が自ずと上がるわけです。
小学校から当たり前のように学習していたら
「あ〜これ小学校の時でも調べたなぁ」なんてザラにあります。
最後に
小学生は何においても「習慣作り」の期間だと思います。
ぜひ習慣作りを心がけてください。
1週間1回だけ10時間勉強するよりも、1週間1日1時間勉強する方が記憶力を高める点では、はるかに効率的です。
そして、成功体験を得るためにはある一定量の練習が必要です。
(よく言いますよね1,000時間の壁って)
膨大な練習量も、日々の生活習慣に入れてしまえば、気づいたら
貯まっていくものです。(継続は力なり。)
私は残りの人生で、以上のことを子どもたちにどんどん教えてあげられたらと思っており、子どもたちが少しでも成功体験を得られるようにサポートしていきたいなぁと思っています。
まだまだ私の挑戦は続きますが、今回の内容は以上となります。
前編後編と
最後までお読みいただきありがとうございました!
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