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【3分で読める】小学3年生について、感じること。

こんにちは。

荻原です。

今日は小学3年生について、 私自身が感じることを書きたいと思います。

中学年と言われる時期に入り、ご家庭での変化も徐々に現れているのではないでしょうか。

2年生と3年生では何が変わってくるのか。また4年生までに、最低限何ができていると良いのか、など日々お母さまの頭を悩ましていると思います。

この記事を読むことで、小学3年生を持つお母さまにとって少しでも参考になれば嬉しいです。

小学校3年生の発達状況について

年齢でいうと8歳〜9歳に当たりますよね。
小学生の1年1年って成長が目覚ましいですよね。

私自身子どもの発達についてとても興味があり、調べることにしました。
そこで文部科学省の子どもの発達段階ごとの特徴と重視すべき課題によると以下のようでした。

・9歳以降の小学校高学年の時期には、幼児期を離れ、物事をある程度対象化して認識することができるようになる。

・対象との間に距離をおいた分析ができるようになり、知的な活動においてもより分化した追究が可能となる。

・自分のことも客観的にとらえられるようになるが、一方、発達の個人差も顕著になる(いわゆる「9歳の壁」)。

・身体も大きく成長し、自己肯定感を持ちはじめる時期であるが、反面、発達の個人差も大きく見られることから、自己に対する肯定的な意識を持てず、自尊感情の低下などにより劣等感を持ちやすくなる時期でもある。

 また、集団の規則を理解して、集団活動に主体的に関与したり、遊びなどでは自分たちで決まりを作り、ルールを守るようになる一方、ギャングエイジとも言われるこの時期は、閉鎖的な子どもの仲間集団が発生し、付和雷同的な行動が見られる。

めちゃめちゃ、成長するやん。って感じですよね笑
そして重視べき課題として以下あげられています。

・抽象的な思考の次元への適応や他者の視点に対する理解
・自己肯定感の育成
・自他の尊重の意識や他者への思いやりなどの涵養
・集団における役割の自覚や主体的な責任意識の育成
・体験活動の実施など実社会への興味・関心を持つきっかけづくり

こちらを踏まえ、私が特に大切だと感じることについて
書きたいと思います。

私が特に大切だと感じること

子どもの感情を表現する環境を整えることが大切だと感じました。

課題へのアプローチとしては直接的ではありませんが、この課題を重視するのであればさらに重視しなければならない課題があるのではと感じました。

それが、子どもの感情を表現する環境を整えることです。

一見あたりまえのように思えるのですが、9歳ですと、まだまだ上手に自分の気持ちを言語化できない子が多いと思います。

どちらかというと感情を表すための適切な言葉が見つからない
に近いのではないでしょうか。

それによって、もしかしたら本人が意図していない感情が相手に酌み取られていることが起こりうる可能性があると思っています。

例えば本当はイヤな気持ちなのに、適当な言葉が見当たらずイヤとは言えない。とか。

最後に

ここまでお読みいただきありがとうございました。

小学3年生になると、だんだんとお兄さん、お姉さんと言われる時期ですよね。それは目に見える身体的な発達から言えることですが

よく考えると、つい3年前までは幼稚園生や保育園生だったわけです。きっと精神面も一緒に発達しているだろう安易に思ってはいけないと改めて感じさせられます。

私たち大人でも言葉は知っているけど、使い方がわからないなんて
ザラにありますよね笑

実は子たちも発している言葉と全く違うことをイメージされている場合があるので、しっかり寄り添って真意を聞く姿勢を大人からみせてあげたいなと感じました。

この言葉選びが難しい故に、言葉を発することができない。
そんなシンプルなことから人間関係が変わってきます。

私たち大人は子どもたちの言葉の奥にある本当の気持ちを意識しながら
接する必要が今一度あるなと感じさせられます。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!



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