見出し画像

6.「幸せになる許可」とは?

こんにちは!
100年の休日にバカンスで地球に来ている宇宙人こと、蔀(しとみ)晋輔です。

あなたは誰かのせいや何かのせいにして生きていることはありませんか?
もし、誰かのせいや何かのせいにして生きているのであれば、もうやめてしまいませんか?

幼少期の頃に描いたシナリオで、誰かや何かのせいにしてしまっていることが少なくないんですよ。

・親のせいで
・育った家庭環境のせいで
・先生のせいで
・あの時のあの経験のせいで
・学校のせいで

いつまでも何かのせいにして、納得のいかない人生を送るのはやめにしましょうよ。

ある人の話をします。
彼はずっと「母親のせいで」という意識を持っていました。
母親は自分の考えが最も正しく、自分の価値観を子どもに押し付けてくるタイプでした。
彼は反発心が強く、学生時代には母親とのケンカが絶えなかったそうです。
ケンカをする無意味さから母親とは距離を取り、疎遠な関係になっていったそうです。
結婚後は嫁姑の問題も起こり、思っていた結婚生活にはなりませんでした。

いつも生き辛さがあり、心のどこかで「母親のせいで」という意識があったんですね。
・こんな反抗的な性格になったのは母親のせい
・こんなに生き辛さを感じるのは母親のせい
・自分の結婚生活が思い通りにならないのは母親のせい

そんな気持ちだったんです。

その後、母親は高齢で亡くなりました。
亡くなってからも「母親のせいで」という気持ちが消えていませんでした。
事実として母親はこの世にいないんです。
にもかかわらず、現在の自分の性格や生活は「母親のせい」となっていたんですね。
 
大切なのはそれを自覚することなんです。
自覚すれば、そういったシナリオは修正していけるんです。

 
その人は自覚をして、生き辛さから卒業することができました。
 
いつまでも母親が心の中を侵略してくるのは「自分のせい」なんです。
自分がその許可を出しているだけなんですよ。

 
母親がどうのではなく、自分が幸せになるための許可を出そう。
そう思えたそうですよ。
 
そう思うと母親が自分の価値観を押し付けてきたことにも「愛情」があることに気づいていったそうです。
 
思い返せば・・・・・
子どもの頃に熱が出た時には、夜も眠らず看病してくれた。
学校で問題があった時には、学校に行って先生と話をしてくれた。
大学受験の時には借金をしてまで受験をさせてくれた。
そんなこともあったと、記憶が甦ってきたそうです。
 
いつしか「母親のせいで」という意識は消え、自分が自分らしく幸せになっていくことに集中できる様になったそうです。
 
その人の様に、誰かや何かのせいにして生きていくのはやめにしませんか?
自分が幸せになることに許可を出して下さいね。

気軽に意見や感想をいただければ嬉しいです。
synergy@bcc.bai.ne.jp

RE:LIFEワークショップのご紹介
https://synergy-ark.com/relife/index.html

いいなと思ったら応援しよう!