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95.「女性が男性をライバル視する」理由とは?
こんにちは!
100年の休日にバカンスで地球に来ている宇宙人こと、蔀(しとみ)晋輔です。
あなたはどんな「人生のシナリオ」を持っていますか?
今日はエピソードを紹介しますね。
30代前半の明美さん(仮名)のエピソードです。
明美さんはある出来事を繰り返してしまうことで悩んでいたんです。
その出来事というのは・・・・・
明美さんはなかなか男性に対して、恋愛感情が湧かないタイプだったんですね。
やっと恋愛まで発展しておつき合いする様になっても、いつもケンカになって別れてしまうんです。
分かれてしまうというのも、自分の方から別れを切り出すパターンになるんです。
恋愛感情が無くなり、パートナーよりも上の立場になろうとしてしまうんですよ。
心の中には結婚をしたいという想いもあるのですが、いつもその手前で破局してしまうんです。
そして、ワークショップで明美さんの「人生のシナリオ」を紐解いていくと・・・・・
「女だから愛されない!」
というシナリオが描かれていたんですよ。
いつ頃にそのシナリオを描いたのかというと・・・・・
幼稚園から小学生に掛けて描かれていたんです。
なぜ、そんな「人生のシナリオ」が出来上がってしまったのか?
実は明美さんは三姉妹の末っ子だったんです。
明美さんのお父さんは事業をしており、後継者として男の子が欲しかったそうなんですね。
上の二人が女の子だったので、末っ子である明美さんの時はかなり期待されていたんです。
ところが、生まれてきたのは女の子である明美さんだったんですよ。
それでお父さんはガッカリしてしまったんです。
そして、お父さんの口癖が・・・・・
「お前が男だったらな・・・・・」
というものだったんですよ。
その言葉に幼い頃の明美さんは傷付いていたんですね。
女で生まれてきた罪悪感を持ち、父親から愛されていないと感じていたんです。
その愛されない理由が・・・・・
「私が女だから・・・・・」
というものだったんですよ。
その結果、「自分の周りの男性は恋愛の対象ではなくライバル」になってしまったんです。
その人に甘えるのではなく、その人には負けたくない!
女でも男以上に価値のある存在になりたい!
そんな気持ちから、いつも競争をしてしまう様になっていたんですよ。
お父さんは明美さんを愛していなかったわけではなくて、単純に男の子が欲しかっただけなんです。
そんな悪気が無くても何気ない言葉が子どもを傷付け、「人生のシナリオ」として描かれてしまうことがあるんですよ。
その結果、明美さんは「人生のシナリオ」の確認と証明のための人生を歩くことになってしまったんです。
でも、それが分かれば「人生のシナリオ」は描き換えられますからね。
大丈夫です!
「女だと愛されない」という「人生のシナリオ」があると、男性は恋愛対象ではなくライバルで競争相手になってしまう傾向があるんです。
「男だと愛されない」という「人生のシナリオ」も似た感じです。
女性になりたいと憧れてしまうケースもある様です。
明美さんは、自分の心の奥底にあった潜在意識の中の「人生のシナリオ」に気づき、それを描き換えることで恋愛のパターンが変わっていったんですよ。
同じパターンから脱出できたということです。
何事も「自覚」することが大切だということですね。
あなたは自分の「人生のシナリオ」を自覚していますか?
もしも、恋愛や仕事など、いつも同じパターンを繰り返しているのなら、自分では気づいていない「人生のシナリオ」があると思った方が良いですよ。
気軽に意見や感想をいただければ嬉しいです。
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