92.「マイベストでOK!」とはどういうことなのか?
こんにちは!
100年の休日にバカンスで地球に来ている宇宙人こと、蔀(しとみ)晋輔です。
完璧でなかった自分に「OK!」を出せていますか?
生き辛さを感じている人の多くが、何事にも「完璧」を求める傾向にあります。
きっちりやろうとする真面目な人が多いんですよ。
そして、完璧にできなかった自分を責めてしまうんです。
「もっとやれるはずだったじゃないか!」なんてね・・・・・
困っている人に100%支援してあげることができなかった。
自分は本当にあの人のことを思っているのか?
かつてはお世話になったのに、自分は思っている程手伝えなかったじゃないか!
・・・・・そうやって自分を責める。
親の介護をしなければならないのに、仕事もやりながらなので思う様にできない。
自分は本当に親のことを思っているのか?
体は疲れているけれど、もっとしてあげないとダメじゃないか!
・・・・・そうやって自分を責める。
そんなことはありませんか?
完璧な人間はいませんよ。
完璧な人間がいないということは、完璧な行動や結果もないということなんです。
100点のベストはないということなんです。
それなのに、60点のベストや50点のベストを責めてしまうんですね。
よく「ベストを尽くします!」と言います。
ベストを尽くすのは大切なことです。
でも、その結果は100点ではなく60点だった。
その60点が「マイベスト」です。
今の自分の最高得点なんです。
その点数を認めてあげてほしいと思うんですね。
本当はその人にもっと支援してあげたかった。
結果的に思っている程のことはできなかった。
でも、それが「マイベスト」なら「OK」なんですよ。
24時間体制で親の介護をしたかった。
結果的に仕事もあり半分の時間も看てあげることができなかった。
でも、それが「マイベスト」なら「OK」なんですよ。
大切なのは「100点のベスト」ではなくて「マイベスト」なんです。
また、常に100点のベストを求めている人は、周りの人にも100点のベストを求めてしまうんですよ。
完璧を目指す人は不完全な人が許せなくなるんです。
自分を許せないのと同じ様に人も許せなくなるんですよ。
もう欠けているところに注目して生きていくのをやめませんか?
欠けていないところ・・・・・
そこに「ある」ところに注目して生きていきませんか?
70点を取った時に、
「なぜ100点ではないの!
30点も足りないじゃないの1!」
ではなくて・・・・・
「70点あるじゃないの!
頑張ったわね!私!」
といってあげましょう。
きっと支援してもらった人や介護してもらった人も、そう思っていますよ。
「あなたはあなたのやれることをやってくれたでしょ!
それで十分だよ!
あなたはベストを尽くしてくれた!
ありがとう!
それで十分!」
あなたは完璧ではなく「マイベスト」を認めてあげていますか?
気軽に意見や感想をいただければ嬉しいです。
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