68.「自分の価値観を疑う」とはどういうことなのか?
こんにちは!
100年の休日にバカンスで地球に来ている宇宙人こと、蔀(しとみ)晋輔です。
人生を生き辛くさせているものの一つに「硬直した価値観」があるんですよ。
自分の価値観は正しいと頑なまでに思い込んでしまうことなんですね。
誰もが自分の価値観は正しいと思っているものです。
時にはその価値観を疑ってみるということも大切なことなんですよ。
7つの習慣の著者のスティーブン・R・コヴィー博士はこう言っているんです。
「私たちはあるがままの世界を見ているのではなく、世界を私たちのあるがままに見ているのだ」
どういうことか分かりますか?
私たちは事実を事実のまま受け取るのは難しい。
自分の価値観によって、自分なりの解釈を入れて受け取ってしまっているということなんですね。
人それぞれの色メガネを掛けて世界を見ているということなんです。
ずっと色の濃いサングラスをしていることを忘れて、早い時間なのにもう暗くなってきたな~!なんて勘違いしたことはありませんか?
まさしく、脳の中で同じことが起こっているということなんですよ。
事実があり、その事実をどう捉えるのか?
それによって感情が動くんですね。
その感情が不快だった時に、自分はどんな捉え方をしているのか?
どんな価値観に基づいてそう捉えたのか?
それを見直すことが大切なんですよ。
それをせずに古い価値観のまま凝り固まっていると、世の中はどんどんと生き辛い世の中になってしまうんです。
それは衰退していく企業にも見られることなんですよ。
昔の価値観のまま、昔のやり方にこだわって硬直してしまい業績に悪影響を及ぼしているんです。
自分がどんなメガネを掛けているのか?
時に鑑みることをおすすめします。
「時に、自分の価値観を疑ってみる!」
ということですね。
「男は泣いてはいけない!」「女は優しくなければならない!」「年下の人に頭を下げるのはみっともない!」「年上の人に反論してはいけない!」「夫は仕事をしなければならない!」「妻は家事をしなくてはならない!」「子どもは学校に行かなければならない」「友達とは仲良くしなければならない!」「常に笑顔でいなければならない」・・・・・
人それぞれ、いろんな価値観があるものですよね。
その価値観はどんな経験から作り出されたのでしょうか?
そして・・・・・
あるがままにものを見られる様に、その色メガネを外してしまえばいいんです。
その経験を忘れてしまえばいいんです。
その学びも、一旦棚に上げた方が良いかもしれないですよ。
あるがままにものを見ているのではなく、自分のあるがままにものを見ていることを自覚するんです。
洗脳されている自分が、洗脳されることから遠ざかるために、必死になっていることに気づく必要があるんですよ。
洗脳を解くために、新たに洗脳していく作業に取り組むんです。
洗脳も生きていくために大切なことですからね。
そして・・・
「私が、私を、私とどうするのか?」
そんな視点で自分自身を俯瞰して見て下さい。
人は今という一瞬にしか生きていけないものです。
過去にも生きられないし、未来にも生きられないんです。
今この瞬間しか生きられないものなんですね。
その一瞬の連鎖の中で、「私が、私を、私とどうするのか?」
意識しながら選択していけばいいんですよ。
それが生き辛さを遠ざける方法の一つなんです。
あなたは、あなたを、あなたとどうしますか?
気軽に意見や感想をいただければ嬉しいです。
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