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43.「物事の定義のすり合わせ」が大切な理由とは?

こんにちは!
100年の休日にバカンスで地球に来ている宇宙人こと、蔀(しとみ)晋輔です。

身近な人とのちょっとしたトラブルがあります。
大切なパートナーだからこそ、もめてしまうことがありますよね。
そんなもめ事の原因の一つに、
「物事の定義のすり合わせできていない!」
というものがあるんですよ。

それはどういうことだと思いますか?
では、お話ししていきますね。

例えば、恋人間においての「愛」というものの定義についてです。
「愛」というと漠然とし過ぎてしまいますが、それを日常の中の出来事に当てはめてみますね。

彼女はいつもパートナーと一緒にいることが「愛」だと思っていました。
なので、彼が友達と遊びに行って帰りが遅くなることに不満を抱いていました。
一人にされることで、彼は私に愛情を持っていないのでは?と不安になるのでした。

一方の彼は、パートナーと言えどもそれぞれの人つき合いや趣味など、お互いに個々人の時間を大切にしあえるのが「愛」だと思っていました。
なので、友達や会社の同僚と遊ぶことに不満を言われることにストレスを感じていました。
また、いつも二人でいようとする彼女に不満を抱く様になるのでした。

その結果がケンカです。
「なぜ、いつも一緒にいてくれないのよ!
 もう私のことは愛していないの?」
「愛していないわけないだろ!
 それと友達と飲みに行くのは関係ないじゃないか!」
みたいな感じですね。

お互いの「愛」の定義が異なっているのは当然なんですよ。
問題はそれをお互いにすり合わせていないことなんですね。
すり合わせずにケンカになってしまうのは不幸ですよね。
本当はお互いに「愛」を持っているんですから。

子育てでもそうですよ。

母親は子どもが悩んでいれば、親身になって話を聞いてあげて支援してあげるのが「愛」だと思っていました。
父親は子どもが悩んでいれば、成長する機会なので一歩離れたとこから見守るのが「愛」だと思っていました。

すると母親と父親では子どもに対する接し方が変わってきますよね。
母親は友達の様に接して、口を出してこない父親に不満を抱いてしまうんですよ。
「あなたは本当に子どものことを愛しているの?
 何も言わないで冷たいじゃないの!」
「何を言ってるんだよ!
 子どもには子どもの世界があるんだから、極力親は口出ししない方がいいんだよ!
口を出すのはいざという時だけでいいんだよ!」
「そんなことを言って!
 あなたは子どものことをまったく知らないじゃないの!
 どれくらい知っているのよ!」
「そりゃあ!すべては分からないけど、大人になってくれば知らないことの方が多くなるもんじゃないか!」

なんてね。
どんどん話の焦点が変化しながら夫婦喧嘩がヒートアップしてしまう!

そんな経験はありませんか?
私はありますよ。

そんな「物事の定義のすり合わせ」が大切なんですね。
仕事仲間ともそうですよ。
「良いサービスをしよう!」なんてよく聞きますが、「良いサービス」の定義のすり合わせができていないこともあるんではないでしょうか?

あなたの「愛」の定義は何ですか?
たくさんの定義があると思います。
一度パートナーと「愛の定義のすり合わせ」をしてみてはいかがでしょうか?
しなくていいケンカを防げるかもしれませんよ。

気軽に意見や感想をいただければ嬉しいです。
synergy@bcc.bai.ne.jp

RE:LIFEワークショップの紹介ページ
https://synergy-ark.com/relife/index.html

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