
#140字小説『下町のノーベル賞もん』/お題:ノーベル賞制定記念日/Xへポスト11/27
2023年11月にX(旧Twitterと呼ばざるを得ない)へポストした
140字小説を紹介します
※改行などは、Xへポスト時点より修正している場合があります。
『下町のノーベル賞もん』
ビールが高嶺の花でなくなっても、俺はホッピーを愛してる。
「発明した人すげぇよな。ノーベル賞もんじゃねぇ?」
大将は愛想笑いで返す。
「バカ言っちゃいけねぇ。研究者がどれ程の苦労をしてるか……」
隣の客に絡まれた。
「失礼。そちら側の方でしたか」
「いや。科学と化学の違いもわからねぇよ」
◆11月27日は「ノーベル賞制定記念日」なので
自主お題として創作しました。
1895(明治28)年の11月27日、ダイナマイトの発明者であるアルフレッド・
ノーベル博士が、「自身の発明によって得た財産を人類の平和に寄付する」
という旨の遺言状を書きました。
そして、ノーベルの死後、ノーベル財団が設立され、1901(明治34)年の
11月27日、ノーベル賞の第1回受賞式が行われたそうです。
それにちなみ、11月27日が「ノーベル賞制定記念日」となっているらしい
ですよ。
★Xのアカウント:想田翠/140字小説・短編小説 @shitatamerusoda
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◆同じく、Xにポストした140字小説を紹介した記事はこちら。↓
◆【シロクマ文芸部】という企画にも参加しています。今回は散文詩です。
540字:2分程度で読了可能だと思いますので、ぜひご一読ください。↓
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