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#秋の星々140字小説コンテスト/「三席」選出含む3作品/まとめ記事

#秋の星々140字小説コンテスト とは何ぞや? と思った方は
後半~~~~~以降に説明を載せているので、そちらをお読みください。

【応募総数569編】「三席」に選出

2023年の1月の星々から、140字小説コンテストの応募を始め、
4回目の「#夏の星々140字小説コンテスト 」で初めて予選通過。
この度の「#秋の星々140字小説コンテスト 」で初めての受賞。
本当にうれしいです!
雑誌「星々」に掲載していただけるということで、大変光栄です。

また、ほしおさなえさん、四葩ナヲコさんから選評をいただけました。
2023年の元旦に140字小説を書き始めよう! と思い立ち、
それから毎日投稿してきた私にとってのご褒美のように感じました。
選評は、「星々」さんのサイト ↓ こちらでご覧いただけます。

また、佳作以上の作品は、 ↓ こちらのnote記事でご覧いただけます。
どれも素敵な作品ばかりなので、ぜひご一読ください。

※星々さんのnoteでは、随時応募作品がまとめ記事になっているので、
 他のみなさまの作品もチェックしてみてはいかがでしょうか?

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秋の課題文字:「深」

◆想田翠の応募作品を紹介します◆

『歴史は繰り返す』※「三席」選出作品

深夜まで勉強していると、母が夜食を作ってくれた。基本的に温かいうどんかおにぎりで、たまに登場する焼うどんの特別感ったら…。踊る鰹節が回想を連れてきた。階段を上がる足音を聞いて、今頃慌てて漫画を隠しているはず。経験者だからわかる。それでも、「味方だよ」のエールを送る心は変わらない。

2023年10月14日

『深々と更ける夜に』

深夜テンションで綴ったラブレターほど恥ずかしい物はこの世にない。朝読み返すと破り捨てたくなる。「興味深々」という誤字も発見。でも、言い得て妙かも。「君のことを深く深く知りたい」内なる願望を表しているようで……。妻が黄色く変色した封筒を差し出す。この世で一番恥ずかしい物と再会した。

2023年10月28日

『深爪の人』

男性と対峙する時、まず初めに手を見てしまう。今まで出逢ってきた深爪の人は、幼稚な人が多かった。思慮深さを感じる落ち着いた話し方の彼に深爪の理由を問うと「女の子を傷つけないためだよ」と笑った。深追いしない方がいいと危険を察知したのに…既に沼へ深く嵌っていて、身動きできそうにない。

2023年10月31日

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【#秋の星々140字小説コンテストをご紹介】


hoshiboshihttps://note.com/hoshi_boshi )さんは
季節ごとに定められた課題の文字を使った140字小説コンテストを
主催しています。
応募期間にTwitterのハッシュタグとリポスト機能を用いて
1人につき3作まで応募可能です。
※詳しくは

をご覧ください。

#冬の星々140字小説コンテスト (課題文字「広」)只今(1月)開催中!
ライバルを増やすことになり、墓穴を掘りそうですが……
参加されてみてはいかがでしょうか?

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◆夏の星々に応募した3作品まとめ記事も、ぜひご一読ください。↓


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