世界一の道化師から学ぶ「やりがい」についての話。
noteユーザーの皆さま
こんにちは。
下町書房です。
以前、弊社の書籍『街角のイノベーション』で取材をさせていただいた、日本初のホスピタルクラウン&プレジャー企画 代表の大棟耕介さんに先日お会いしてきました。
近況を聞くと大棟さんは、2023年3月、世界道化師協会(WCA)の「レガシー・オブ・ラフター」に選ばれたそうで、さらなる進化を遂げていました。本当におめでとうございます。
当然ですが、道化師は向こうが本場ですから、日本人が外国で評価をされるということの難しさを考えると素晴らしい以外の言葉はありません。
道化師として、ウクライナの子どもたちが避難するポーランド・ワルシャワを訪問しパフォーマンスを通したボランティア活動をしていたことが認められたそうです。
書籍で取材をしたのは3年ほど前でしたが、今回久々に大棟さんのご活躍を聞いて、大棟さんがさらに進化されていることがあるように感じました。偉そうに評価したいわけではなく、大棟さんから私たち下町書房が学ばなければならないことととして言語化をしたいと思います。
剛だけでなく、柔も併せ持つことの重要性
大棟さんは本来、目標をしっかりと定めて、そこにガンガン進んでいくのが得意というタイプです。結果をしっかり出していくことに非常に長けており、だからこその実績だと思います。
しかし、大棟さんご自身は、かつての自分を振り返って「目標に対して少し直線的だった」と評価したのです。
「もちろん、目標は大事だけれども、余白というか、あまりにも結果を追いすぎると『楽しい』とか『やりがい』とか、もっと言えば『なんでこの仕事がしたかったのか』を忘れてしまうんですよね」
と言った大棟さんの言葉は印象的でした。私たちもつい、書籍を売ることに焦点を当てがちですが、そうではなく下町文化に寄与するという理念を忘れてはいけないなと感じました。
ちなみに「それでも、結果が出るのは嬉しいし、お金を稼ぐのも好きなんですけどね」と冗談っぽく言うのも非常に大棟さんらしかったです。
また次の記事で!
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