「かつしか経営塾」で学んだことをコツコツ実行中という話。
noteユーザーの皆様
こんにちは。
下町書房です。
「葛飾区を基点にして情報発信をしたい!」という思いから下町書房をスタートさせ、初めての本『街角のイノベーション』(文・岩崎達也/写真・石田青)を発売してから3年、下町書房をスタートしてから4年以上がたつ。
月日を重ねる中で、わかったことがある。
「ビジネス書の編集者=技術者」として「どんな本をつくったらいいのか」についてはイメージができる。だが、「どう出版社の経営をしていくのか」について、あまり考えたことがなかったという事実だ。
これには、最も自分自身が驚いた。
そこで改めて「経営とは何か」を学ぶために通ったのが「かつしか経営塾」(2024年1月~3月までの5回)だった。
この塾は「自社の目指す方向性」を明らかにし、「経営改革プランを作成する」もので、「経営の原理原則論」「リーダーシップ論」「事業計画書づくり」などを学ぶプログラムだった。
中小企業診断士の先生方が毎回、丁寧に、わかりやすく講義をしてくださったのだが、生徒として話を伺うだけでなく、必ず個人ワークがあり、これには結構、苦しんだ。
なぜなら、自分がやりたいことが言語化できていなかったからだ。
たとえば、事業ドメインを書き出すワークでは、誰に(C)、何を(F)、どのように(T)について、「現状の事業ドメイン」と「成長に向けた事業ドメイン」を書き出すことを求められたのだが、思わず唸ってしまった。
「下町書房のコア・コンピタンス(他社には真似ができない唯一の価値)は何か」について問われたのもキツかった。
でも、そのおかげで下町書房の理念
地域社会で「暮らす人」「働く人」とのつながりを下町書房は耕す
をまとめることもできた。
学びは、知識を増やすだけでなく、自分と向き合い、手も動かすことでジブンゴト化ができる。
そんな貴重な体験だった。
学びから2カ月ほどたって──、
得意なことではないのだが、地元、葛飾区の書店さんへの挨拶まわりもはじめた。こうした行動ができるのも、理念を明確にしたことも大きいと思っている。
教えてくださった中小企業診断士の先生方、ありがとうございました!
また、次の記事で。