【知っておくと教養人?】「お正月」について話を聞いてみた。という話。
noteユーザーの皆さま
こんにちは。
下町書房です。
今日は1月4日、楽しかったお正月はあっという間にすぎるものです…。気分は少しずつ、仕事はじめに向け、準備期間になっているかと思います…!(なんてことだ!)
今更ですが、お正月って何だろう? と、ふと思い、なんとなく、こういうのに詳しそうな先代に話を聞いてみました。(担当者は正月=ただの休みだと思っているタイプです。)
Q:お正月ってなんですか?
A(先代)
お正月は、年(歳)神様をお迎えする行事。神様をお迎えして新しい1年を無事に過ごせるように、その思い入れをさまざまな品物に託すわけです。
とのこと。
Q:はて、さまざまな品物って?
A(先代)
たとえば、鏡餅。神社のご神体は鏡です。
鏡と言えば、鏡餅は年神様のご神体(神が降臨して宿るものを「ご神体」と呼ぶ)と考えられているのですね。
また、お正月と言えば、子どもたちの楽しみの1つである、お年玉⇒年玉(これから1年の力みなぎる魂を与える年魂)を授けるのは年神様でした。それが年長者である親や親戚などから年少者である子どもたちへと行こうしたのです。
Q:なんと!子どもにとってのただのボーナスではないと!
A(先代)
そうですね…。もらう側は「なにを買うか」で頭がいっぱいでしょうが…。また、「門松」は、玄関先に対で飾り、年神様が迷わず我が家に来ていただけるようにする案内役。「しめ縄・しめ飾り」は、年神様を祭るのにふさわしい神聖な場所はこっちですよ、と示す役割があるんです。
わが下町書房がある下町歩きを1月3日、4日として気がついたのですが、街中からは消えつつあります。
この門松としめ縄・しめ飾りが……。8件に1件、いいや10件に1件、しめ縄・しめ飾りが玄関で飾れていたかな。一応、文化を守りたいと思っている下町書房の店主としては少し寂しいようにも思います。とはいえ、心のあり方が大事ですから形は二の次です。
というわけではないけれど、最近は、町内会から配られる門松が描かれたポスターを貼って「正月飾り」とするところも多いですよね。そういうことで言えば、このポスターはどこのお家もありました。
ウチも町内会で用意してくれた門松ポスターが回覧板で回ってくるんですが、感謝しつつ、やはりしめ縄・しめ縄りに、こだわりたいなとも思っています。(以上、先代談)
とのことらしいですよ! ポスターもなんとなく貼るものだと思っていた担当者はまたひとつ賢くなりました!
また次の記事で!
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