学生が栽培した「紅はるか」コラボ商品ソフトクリーム。休耕田を活用して地域活性化
勤め先の学校法人金沢工業大学が運営する国際高専では、休耕田を活用して地域活性化に取り組む「エンジニアリングデザイン」の授業の一環で、2年生のアグリビジネス班が「高専紅はるか事業」に取り組んでいます。
この活動の一環として、白山麓キャンパス校舎前にある「蕎麦山猫とキジトラコーヒー研究所」 (石川県白山市瀬戸132-4)とのコラボ商品として「高専紅はるか」の焼き芋を使ったソフトクリームを共同開発。蕎麦山猫とキジトラコーヒー研究所にて10月30日より期間限定での店頭販売を開始しています。
「高専紅はるか」のチップス付き「チップスべにゃソフト」が580円で、トッピングなしの「高専べにゃソフト」が500円。ねっとり、まろやか、甘さ控えめのおいしいソフトクリームに仕上がっています。
また850円の「モンブランべにゃソフト」は
ねっとり、あま〜い」のキャッチ通りです
店頭に掲示されたPOPも学生自身が制作しました。
昨日は11月3日ということもあって秋晴れ。よく売れていたようです。
このキジトラコーヒー研究所と同じ敷地内にある「道の駅瀬女」では10月30日と11月3日の2日間、店頭の屋台で学生による焼き芋販売も行われました。
こちらはスイーツを食べているような美味しさ。
中には30日に食べた人が「美味しかったのでまた来た」と買っていかれた方もいらっしゃいました。
学生のツイッターを見ていると、昨日の予定分も「完売」したとか。良かったです。
道の駅瀬女では生芋の販売も行われています。
休耕田を活用することで美味しいものが生み出され、それを食べに多くの人が訪れる。
いろんなヒントが隠されている気がします。
昨日(2022-11-03)は帰ろうと車を走らせると、白山麓キャンパスからちょっと過ぎたところで対向車線が渋滞。最初、事故かと思ったのですが、皆さん、道路脇のサルを観察していたようです。
白昼堂々と現れるサル。人口減少と獣害で休耕田が増え、サルの出没も頻繁になるという悪循環。
休耕田を活用した付加価値の高い作物による農業ビジネスが普及すれば、地域活用化に繋がっていく実感がした休日でした。