高1が学校の新しい教育を考案する
今のスタイル
今の学校は昔から変わらないスタイルを続けている。
例えば海外の大学では、日本の入試よりも簡単に入学ができて、逆に日本よりも卒業が難しいそうだ。
高校1年生の自分が言うのもなんだけれど、今の日本の教育はおかしい。
授業で学ぶことはほとんどの人にとって将来使わないこと。
もちろん今習っているものを学びたい!という人や学びたいことを学べる学校に入った人はいいと思うが、学校ではなぜ勉強しなければいけないのか疑問に思っている人が多い。
なら高校へ行かなくてもいいじゃないかという意見もあるが、そうもいかない。なぜなら、中卒ではいい就職先に行けないという考えが今の日本人に定着しているからだ。
そこで今回は、より良い教育の方法や内容を、高校1年生の視点から考えてみる。
勉強する目的って・・・?
そもそもなぜ学生は人生の10分の1ほどの時
間を費やして教育を受けなければいけないのか。勉強の目的を調べてみた。
文部科学省の「義務教育の目的,目標」によると、
という目的があるそうだ。
しかし、必要な知識なら小・中学校で十分養えるし、自立が目的なら他の科目の勉強でもいいはずだ。知識の種類なんて5教科以外にも無限にある。ではなぜ教育は5教科にこだわるのか。
教育はなぜ5教科にこだわるのか
勉強をする目的はわかる。社会で生きていくには自立が必要だし、料理をするなら理科の知識があったほうがいいのも分かる。
だが、高校から先の知識は必要かと言われたらすぐ はい とは言えない。
ほとんどの人は生物の構造を学んでも社会に出てから実際に動物を解剖するわけでもないし、これからの時代は計算やレポートはAIを使った方が効率が良い。AIまかせになると勉強する内容や考える力が減るという意見もあるが、プログラミングやマーケティングなど勉強する内容は他にも沢山ある。やらなくてもいい勉強は役に立つとも言えないし、モチベーションが下がる。もっと他の勉強に時間を費やした方が合理的ではないだろうか。
良い教育とはどんなものか
次に良い教育って何?ということを定義してみる
前提として、中学校までの内容は現在のままでいいとする。
勉強をする目的は保ったまま、高校から先の内容をより実践的で合理的なものに変える。そこで、現在学びたいものをリストにしてみた。
・AIのアルゴリズム/指示の出し方
・PCの仕組み/使用方法
・言葉遣い
・ビジネスマナー
・日本/海外のモラル
・外国語
・ライフハック
・コミュニティ拡大
・インターン
・税金/資産運用
・世界情勢
このような学習をすることによって、今の5教科よりも将来使えるスキルとなるのではないだろうか。
他にも、Open AIのChat GPTにこれからの時代必要な勉強について質問すると、以下のような回答が得られた。
他の問題
勉強する内容以外にも問題がある。それが日本企業の就職方法と日本人の考え方だ。
いまの日本人は 大学に行かないといい企業に入れない という考え方が広まっているのではないだろうか。
まとめ
これまで挙げた学習は将来使うものに特化している。
しかし、今まで習ってきた世界の歴史などこれからも知っておきたい情報もある。
これからの時代を生きる人は学校の勉強に頼るのではなく、自分から学ぶことを積極的に選択し、率先して学ぶということをしなければいけないのではないだろうか。