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高1が学校の新しい教育を考案する

今のスタイル

今の学校は昔から変わらないスタイルを続けている。
例えば海外の大学では、日本の入試よりも簡単に入学ができて、逆に日本よりも卒業が難しいそうだ。

高校1年生の自分が言うのもなんだけれど、今の日本の教育はおかしい。
授業で学ぶことはほとんどの人にとって将来使わないこと。
もちろん今習っているものを学びたい!という人や学びたいことを学べる学校に入った人はいいと思うが、学校ではなぜ勉強しなければいけないのか疑問に思っている人が多い。
なら高校へ行かなくてもいいじゃないかという意見もあるが、そうもいかない。なぜなら、中卒ではいい就職先に行けないという考えが今の日本人に定着しているからだ。
そこで今回は、より良い教育の方法や内容を、高校1年生の視点から考えてみる。

勉強する目的って・・・?

そもそもなぜ学生は人生の10分の1ほどの時
間を費やして教育を受けなければいけないのか。勉強の目的を調べてみた。
文部科学省の「義務教育の目的,目標」によると、

日本国民として必要な基礎学力を身に付けさせること。
公民として必要なルールを身に付けさせること。
「国家・社会の形成者」としての大人になるために具体的に必要な資質とは何かについて具体的に検討する必要がある。
個人としての幸せを追求するために必要な思考力・判断力,国民として,地球市民として,様々に変化する状況の中で自ら判断し行動するために必要な基礎的な力を身に付けさせることが必要。具体的な学習の内容については,その時代の要請によって柔軟に構成されるべき。
義務教育を通じて,一人前の人間としての自立の意識を養うことが必要である。
生涯学習社会における基礎づくりの観点から義務教育をとらえることが必要である。
「普通教育」という言葉の概念について,もっと詰める必要がある。
統合的な意味を持つ「知」の教育と,単なる「知識」の教育とを混同しないようにする必要がある。
人間が,人間として生涯にわたって生き抜く力を育成する基礎教育が義務教育の目的であり,具体的には以下の点が重要。

文部科学省「義務教育の目的,目標」より引用

という目的があるそうだ。
しかし、必要な知識なら小・中学校で十分養えるし、自立が目的なら他の科目の勉強でもいいはずだ。知識の種類なんて5教科以外にも無限にある。ではなぜ教育は5教科にこだわるのか。

教育はなぜ5教科にこだわるのか

勉強をする目的はわかる。社会で生きていくには自立が必要だし、料理をするなら理科の知識があったほうがいいのも分かる。
だが、高校から先の知識は必要かと言われたらすぐ はい とは言えない。
ほとんどの人は生物の構造を学んでも社会に出てから実際に動物を解剖するわけでもないし、これからの時代は計算やレポートはAIを使った方が効率が良い。AIまかせになると勉強する内容や考える力が減るという意見もあるが、プログラミングやマーケティングなど勉強する内容は他にも沢山ある。やらなくてもいい勉強は役に立つとも言えないし、モチベーションが下がる。もっと他の勉強に時間を費やした方が合理的ではないだろうか。

良い教育とはどんなものか

次に良い教育って何?ということを定義してみる
前提として、中学校までの内容は現在のままでいいとする。
勉強をする目的は保ったまま、高校から先の内容をより実践的で合理的なものに変える。そこで、現在学びたいものをリストにしてみた。
・AIのアルゴリズム/指示の出し方
・PCの仕組み/使用方法
・言葉遣い
・ビジネスマナー
・日本/海外のモラル
・外国語
・ライフハック
・コミュニティ拡大
・インターン
・税金/資産運用
・世界情勢
このような学習をすることによって、今の5教科よりも将来使えるスキルとなるのではないだろうか。

他にも、Open AIのChat GPTにこれからの時代必要な勉強について質問すると、以下のような回答が得られた。

「これからの時代必要な勉強についてリスト形式で挙げてください。」

ChatGPT
以下は、これからの時代に重要とされるであろう勉強やスキルに関するリストです。これらは時代や状況によって変化する可能性がありますが、一般的な方向性として参考にしてください。
デジタルスキル
・コンピューターサイエンスとプログラミング
・データ分析とデータサイエンス
・ウェブ開発とデザイン
・インターネットセキュリティとサイバーセキュリティ
AI(人工知能)と機械学習
・機械学習とディープラーニングの基礎
・AIの倫理と影響に関する理解
・AIを活用したビジネスや産業への応用
言語能力とコミュニケーションスキル
・多言語の習得と文化の理解
・的確なコミュニケーション能力とプレゼンテーションスキル
・軟力(ソフトスキル)
リーダーシップとチームマネジメント
・問題解決能力とクリティカルシンキング
・柔軟性と適応力
・グリーンテクノロジーと持続可能性
環境問題に関する知識と技術
・クリーンエネルギーと持続可能な開発への取り組み
ファイナンスと経済学
・個人の財務管理スキル
・経済の基本原則と投資戦略
・創造性とイノベーション
問題解決のための創造的なアプローチ
・デザイン思考とイノベーションプロセスの理解
・メンタルヘルスとウェルビーイング
・ストレス管理とメンタルヘルスのケア
・マインドフルネスと心の健康の重要性

これらは幅広い分野にわたるスキルや知識であり、個々の興味やキャリア目標に応じて、重点を置くべき分野を選択することが重要です。また、技術やトレンドは常に変化するため、継続的な学びと柔軟性を持つことも重要です。

Open AI 「Chat GPT」より引用

他の問題

勉強する内容以外にも問題がある。それが日本企業の就職方法と日本人の考え方だ。
いまの日本人は 大学に行かないといい企業に入れない という考え方が広まっているのではないだろうか。

まとめ

これまで挙げた学習は将来使うものに特化している。
しかし、今まで習ってきた世界の歴史などこれからも知っておきたい情報もある。
これからの時代を生きる人は学校の勉強に頼るのではなく、自分から学ぶことを積極的に選択し、率先して学ぶということをしなければいけないのではないだろうか。