shishi_72

日々のこと、ふと思ったこと

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    【令和六年度 10月収穫 予約販売】 あきたこまち (玄米)/ いきものとつくった、お米

    ”近くにいると寄って来て、やはり三角の頭を水面から出してこちらを観察しているようです。”━━━ハチのいない蜂飼い P62より令和六年秋収穫のお米(玄米)の予約販売を行なっております。発送は11月〜12月上旬予定です。冬の間も圃場に水を張っておく冬季湛水を行い、栽培中肥料・農薬不使用で育てました。今年も、稲刈りの一部を除き田植え(手植え)、収穫(手刈り)、乾燥(ハサ掛け)まですべて自分たちの手で行っています。※カメムシ防除作業はシシ七十二候のお米つくりにおいて行なっておりません。そのため農林水産省が定める等級による一般的価値を獲得しておりません。たくさんの虫たちとともに育てたお米ですので、カメムシによる黒い斑点もお米の中にはございます。また、自然農ですので多少熟し切れてない青いお米も混ざります。お召しあがるには問題ございませんが、予めご了承ください。-------【冬季湛水とは】稲刈りが終わった田んぼにもう一度水を張り、冬の間中ビオトープのようにしておく農法です。ふゆみずたんぼとも言われます。水を張ることにより、微生物やイトミミズ、いさごむしなどさまざまな生き物が増えその生き物を餌とする鳥も訪れることで、長い時間をかけて豊かな土壌が作られていきます。・・・今の農業用水は冬の間、用水路の水を止めるところも多く、冬季湛水を行うことも難しくなってしまいました。また、用水路はコンクリートで作られており、以前はあった田んぼの横を流れる小川の風景が消え、その農業用水路であった小川に住む小さな生き物たちの姿も見られなくなったのが日本の農業の現状です。【不耕起栽培】シシ七十二候の田んぼは、人の手をなるべく加えず、そこに存在する生き物たちの生物バランスによって持続的な栽培が可能か確かめてみたい。というところから不耕起栽培に取り組んでおります。太陽による光合成で生成されるデンプンと自然環境により生成される窒素のバランスが保たれたときに、植物の細胞形成がなされるといわれます。チッソは生き物の糞尿などを微生物が分解し、土中の硝化菌によって 硝酸になりはじめて植物に吸収される、または、カミナリの発生によって、空気中のチッソがチッソ酸化物となり地に降りて、土中のチッソ固定菌により硝酸となるといわれます。その土中にいる菌たちによって作られた硝酸を、植物の根にたくさんくっついている菌根菌という菌が、根から植物が吸収するのを手伝って、植物たちは自らの成長に欠かせないチッソを吸収するといわれています。菌根菌など土中の菌たちもまた、植物の根を通して土の外の栄養を吸収しているといわれます。そのように土中の中には人の目には見えないたくさんの菌たちが共生し、人が手を加えない世界で奇跡的なバランスをもって成り立っているようです。不耕起にするのは、そのバランスのとれた土中の世界を壊さず、小さな生き物たちの生気を見続けていたいという好奇心からです。年月を重ねるごとにどう変化するかを楽しみに見てみたいと思います。
    ¥720 〜 ¥16,200
    シシ七十二候
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    【令和六年度 10月収穫 予約販売】 あきたこまち (白米)/ いきものとつくった、お米

    ”私は完全に雑草に敗北し、もう呆然とするしかありませんでした。”━━━ハチのいない蜂飼い P61より令和六年秋収穫のお米(白米)の予約販売を行なっております。発送は11月〜12月上旬予定です。冬の間も圃場に水を張っておく冬季湛水を行い、栽培中肥料・農薬不使用で育てました。今年も、稲刈りの一部を除き田植え(手植え)、収穫(手刈り)、乾燥(ハサ掛け)まですべて自分たちの手で行っています。※カメムシ防除作業はシシ七十二候のお米つくりにおいて行なっておりません。そのため農林水産省が定める等級による一般的価値を獲得しておりません。たくさんの虫たちとともに育てたお米ですので、カメムシによる黒い斑点もお米の中にはございます。また、自然農ですので多少熟し切れてない青いお米も混ざります。お召しあがるには問題ございませんが、予めご了承ください。-------【冬季湛水とは】稲刈りが終わった田んぼにもう一度水を張り、冬の間中ビオトープのようにしておく農法です。ふゆみずたんぼとも言われます。水を張ることにより、微生物やイトミミズ、いさごむしなどさまざまな生き物が増えその生き物を餌とする鳥も訪れることで、長い時間をかけて豊かな土壌が作られていきます。・・・今の農業用水は冬の間、用水路の水を止めるところも多く、冬季湛水を行うことも難しくなってしまいました。また、用水路はコンクリートで作られており、以前はあった田んぼの横を流れる小川の風景が消え、その農業用水路であった小川に住む小さな生き物たちの姿も見られなくなったのが日本の農業の現状です。【不耕起栽培】シシ七十二候の田んぼは、人の手をなるべく加えず、そこに存在する生き物たちの生物バランスによって持続的な栽培が可能か確かめてみたい。というところから不耕起栽培に取り組んでおります。太陽による光合成で生成されるデンプンと自然環境により生成される窒素のバランスが保たれたときに、植物の細胞形成がなされるといわれます。チッソは生き物の糞尿などを微生物が分解し、土中の硝化菌によって 硝酸になりはじめて植物に吸収される、または、カミナリの発生によって、空気中のチッソがチッソ酸化物となり地に降りて、土中のチッソ固定菌により硝酸となるといわれます。その土中にいる菌たちによって作られた硝酸を、植物の根にたくさんくっついている菌根菌という菌が、根から植物が吸収するのを手伝って、植物たちは自らの成長に欠かせないチッソを吸収するといわれています。菌根菌など土中の菌たちもまた、植物の根を通して土の外の栄養を吸収しているといわれます。そのように土中の中には人の目には見えないたくさんの菌たちが共生し、人が手を加えない世界で奇跡的なバランスをもって成り立っているようです。不耕起にするのは、そのバランスのとれた土中の世界を壊さず、小さな生き物たちの生気を見続けていたいという好奇心からです。年月を重ねるごとにどう変化するかを楽しみに見てみたいと思います。
    ¥720 〜 ¥16,200
    シシ七十二候
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    令和六年収穫  しめ縄(ごぼう締め)・しめ飾り

    シシ七十二候の田んぼ(自然農・冬期湛水・不耕起栽培・手植え・手刈り・ハサがけ)で収穫したお米の藁から作ったしめ縄・締め飾りです。(※2枚目写真 右:あきたこまち 真ん中:締め飾り 左:亀の尾 です。)○しめ縄(あきたこまち)長さ約60センチ、縄径は約4センチ黄色味があり、素朴な風合いのしめ縄です。※紙垂4枚付○しめ縄(亀の尾)長さ約80センチ、縄径約5センチ青々とした品のある仕上がりです。※紙垂4枚付○しめ飾り(あきたこまち・亀の尾ランダムで使用しています)長さ約55センチ、幅約13センチ※紙垂1枚付●ご注文を承ってからお作りいたしますので、お届けに5日から一週間ほどお時間をいただきます。※お届け後、お客さま自身で紙垂を付けていただく形となっております。ご了承くださいませ。【素材】雲(しめ縄):藁・糸しめ飾り:藁・稲穂・紙糸雷(紙垂) :和紙---------『シシ七十二候の田んぼ』今年は、稲刈りの一部を除き田植え(手植え)、収穫(手刈り)、乾燥(ハサ掛け)まですべて自分たちの手で行っています。-------【冬季湛水とは】稲刈りが終わった田んぼにもう一度水を張り、冬の間中ビオトープのようにしておく農法です。ふゆみずたんぼとも言われます。水を張ることにより、微生物やイトミミズ、いさごむしなどさまざまな生き物が増えその生き物を餌とする鳥も訪れることで、長い時間をかけて豊かな土壌が作られていきます。現在は、冬は農業用水路の水を止めるところも多く、冬季湛水を行える田んぼも限られます。【不耕起栽培】シシ七十二候の田んぼは、人の手をなるべく加えず、そこに存在する生き物たちの生物バランスによって持続的な栽培が可能か確かめてみたい。というところから不耕起栽培に取り組んでおります。太陽による光合成で生成されるデンプンと自然環境により生成される窒素のバランスが保たれたときに、植物の細胞形成がなされるといわれます。チッソは生き物の糞尿などを微生物が分解し、土中の硝化菌によって 硝酸になりはじめて植物に吸収される、または、カミナリの発生によって、空気中のチッソがチッソ酸化物となり地に降りて、土中のチッソ固定菌により硝酸となるといわれます。その土中にいる菌たちによって作られた硝酸を、植物の根にたくさんくっついている菌根菌という菌が、根から植物が吸収するのを手伝って、植物たちは自らの成長に欠かせないチッソを吸収するといわれています。菌根菌など土中の菌たちもまた、植物の根を通して土の外の栄養を吸収しているといわれます。そのように土中の中には人の目には見えないたくさんの菌たちが生きていて、人が手を加えない世界で奇跡的なバランスをもって成り立っているようです。不耕起にするのは、そのバランスのとれた土中の世界を壊さず、小さな生き物たちの生気を見続けていたいという好奇心からです。年月を重ねるごとにどう変化するかを楽しみに見てみたいと思います。
    ¥4,000 〜 ¥5,000
    シシ七十二候
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    【令和六年度 10月収穫 予約販売】 あきたこまち (玄米)/ いきものとつくった、お米

    ”近くにいると寄って来て、やはり三角の頭を水面から出してこちらを観察しているようです。”━━━ハチのいない蜂飼い P62より令和六年秋収穫のお米(玄米)の予約販売を行なっております。発送は11月〜12月上旬予定です。冬の間も圃場に水を張っておく冬季湛水を行い、栽培中肥料・農薬不使用で育てました。今年も、稲刈りの一部を除き田植え(手植え)、収穫(手刈り)、乾燥(ハサ掛け)まですべて自分たちの手で行っています。※カメムシ防除作業はシシ七十二候のお米つくりにおいて行なっておりません。そのため農林水産省が定める等級による一般的価値を獲得しておりません。たくさんの虫たちとともに育てたお米ですので、カメムシによる黒い斑点もお米の中にはございます。また、自然農ですので多少熟し切れてない青いお米も混ざります。お召しあがるには問題ございませんが、予めご了承ください。-------【冬季湛水とは】稲刈りが終わった田んぼにもう一度水を張り、冬の間中ビオトープのようにしておく農法です。ふゆみずたんぼとも言われます。水を張ることにより、微生物やイトミミズ、いさごむしなどさまざまな生き物が増えその生き物を餌とする鳥も訪れることで、長い時間をかけて豊かな土壌が作られていきます。・・・今の農業用水は冬の間、用水路の水を止めるところも多く、冬季湛水を行うことも難しくなってしまいました。また、用水路はコンクリートで作られており、以前はあった田んぼの横を流れる小川の風景が消え、その農業用水路であった小川に住む小さな生き物たちの姿も見られなくなったのが日本の農業の現状です。【不耕起栽培】シシ七十二候の田んぼは、人の手をなるべく加えず、そこに存在する生き物たちの生物バランスによって持続的な栽培が可能か確かめてみたい。というところから不耕起栽培に取り組んでおります。太陽による光合成で生成されるデンプンと自然環境により生成される窒素のバランスが保たれたときに、植物の細胞形成がなされるといわれます。チッソは生き物の糞尿などを微生物が分解し、土中の硝化菌によって 硝酸になりはじめて植物に吸収される、または、カミナリの発生によって、空気中のチッソがチッソ酸化物となり地に降りて、土中のチッソ固定菌により硝酸となるといわれます。その土中にいる菌たちによって作られた硝酸を、植物の根にたくさんくっついている菌根菌という菌が、根から植物が吸収するのを手伝って、植物たちは自らの成長に欠かせないチッソを吸収するといわれています。菌根菌など土中の菌たちもまた、植物の根を通して土の外の栄養を吸収しているといわれます。そのように土中の中には人の目には見えないたくさんの菌たちが共生し、人が手を加えない世界で奇跡的なバランスをもって成り立っているようです。不耕起にするのは、そのバランスのとれた土中の世界を壊さず、小さな生き物たちの生気を見続けていたいという好奇心からです。年月を重ねるごとにどう変化するかを楽しみに見てみたいと思います。
    ¥720 〜 ¥16,200
    シシ七十二候
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    【令和六年度 10月収穫 予約販売】 あきたこまち (白米)/ いきものとつくった、お米

    ”私は完全に雑草に敗北し、もう呆然とするしかありませんでした。”━━━ハチのいない蜂飼い P61より令和六年秋収穫のお米(白米)の予約販売を行なっております。発送は11月〜12月上旬予定です。冬の間も圃場に水を張っておく冬季湛水を行い、栽培中肥料・農薬不使用で育てました。今年も、稲刈りの一部を除き田植え(手植え)、収穫(手刈り)、乾燥(ハサ掛け)まですべて自分たちの手で行っています。※カメムシ防除作業はシシ七十二候のお米つくりにおいて行なっておりません。そのため農林水産省が定める等級による一般的価値を獲得しておりません。たくさんの虫たちとともに育てたお米ですので、カメムシによる黒い斑点もお米の中にはございます。また、自然農ですので多少熟し切れてない青いお米も混ざります。お召しあがるには問題ございませんが、予めご了承ください。-------【冬季湛水とは】稲刈りが終わった田んぼにもう一度水を張り、冬の間中ビオトープのようにしておく農法です。ふゆみずたんぼとも言われます。水を張ることにより、微生物やイトミミズ、いさごむしなどさまざまな生き物が増えその生き物を餌とする鳥も訪れることで、長い時間をかけて豊かな土壌が作られていきます。・・・今の農業用水は冬の間、用水路の水を止めるところも多く、冬季湛水を行うことも難しくなってしまいました。また、用水路はコンクリートで作られており、以前はあった田んぼの横を流れる小川の風景が消え、その農業用水路であった小川に住む小さな生き物たちの姿も見られなくなったのが日本の農業の現状です。【不耕起栽培】シシ七十二候の田んぼは、人の手をなるべく加えず、そこに存在する生き物たちの生物バランスによって持続的な栽培が可能か確かめてみたい。というところから不耕起栽培に取り組んでおります。太陽による光合成で生成されるデンプンと自然環境により生成される窒素のバランスが保たれたときに、植物の細胞形成がなされるといわれます。チッソは生き物の糞尿などを微生物が分解し、土中の硝化菌によって 硝酸になりはじめて植物に吸収される、または、カミナリの発生によって、空気中のチッソがチッソ酸化物となり地に降りて、土中のチッソ固定菌により硝酸となるといわれます。その土中にいる菌たちによって作られた硝酸を、植物の根にたくさんくっついている菌根菌という菌が、根から植物が吸収するのを手伝って、植物たちは自らの成長に欠かせないチッソを吸収するといわれています。菌根菌など土中の菌たちもまた、植物の根を通して土の外の栄養を吸収しているといわれます。そのように土中の中には人の目には見えないたくさんの菌たちが共生し、人が手を加えない世界で奇跡的なバランスをもって成り立っているようです。不耕起にするのは、そのバランスのとれた土中の世界を壊さず、小さな生き物たちの生気を見続けていたいという好奇心からです。年月を重ねるごとにどう変化するかを楽しみに見てみたいと思います。
    ¥720 〜 ¥16,200
    シシ七十二候
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    令和六年収穫  しめ縄(ごぼう締め)・しめ飾り

    シシ七十二候の田んぼ(自然農・冬期湛水・不耕起栽培・手植え・手刈り・ハサがけ)で収穫したお米の藁から作ったしめ縄・締め飾りです。(※2枚目写真 右:あきたこまち 真ん中:締め飾り 左:亀の尾 です。)○しめ縄(あきたこまち)長さ約60センチ、縄径は約4センチ黄色味があり、素朴な風合いのしめ縄です。※紙垂4枚付○しめ縄(亀の尾)長さ約80センチ、縄径約5センチ青々とした品のある仕上がりです。※紙垂4枚付○しめ飾り(あきたこまち・亀の尾ランダムで使用しています)長さ約55センチ、幅約13センチ※紙垂1枚付●ご注文を承ってからお作りいたしますので、お届けに5日から一週間ほどお時間をいただきます。※お届け後、お客さま自身で紙垂を付けていただく形となっております。ご了承くださいませ。【素材】雲(しめ縄):藁・糸しめ飾り:藁・稲穂・紙糸雷(紙垂) :和紙---------『シシ七十二候の田んぼ』今年は、稲刈りの一部を除き田植え(手植え)、収穫(手刈り)、乾燥(ハサ掛け)まですべて自分たちの手で行っています。-------【冬季湛水とは】稲刈りが終わった田んぼにもう一度水を張り、冬の間中ビオトープのようにしておく農法です。ふゆみずたんぼとも言われます。水を張ることにより、微生物やイトミミズ、いさごむしなどさまざまな生き物が増えその生き物を餌とする鳥も訪れることで、長い時間をかけて豊かな土壌が作られていきます。現在は、冬は農業用水路の水を止めるところも多く、冬季湛水を行える田んぼも限られます。【不耕起栽培】シシ七十二候の田んぼは、人の手をなるべく加えず、そこに存在する生き物たちの生物バランスによって持続的な栽培が可能か確かめてみたい。というところから不耕起栽培に取り組んでおります。太陽による光合成で生成されるデンプンと自然環境により生成される窒素のバランスが保たれたときに、植物の細胞形成がなされるといわれます。チッソは生き物の糞尿などを微生物が分解し、土中の硝化菌によって 硝酸になりはじめて植物に吸収される、または、カミナリの発生によって、空気中のチッソがチッソ酸化物となり地に降りて、土中のチッソ固定菌により硝酸となるといわれます。その土中にいる菌たちによって作られた硝酸を、植物の根にたくさんくっついている菌根菌という菌が、根から植物が吸収するのを手伝って、植物たちは自らの成長に欠かせないチッソを吸収するといわれています。菌根菌など土中の菌たちもまた、植物の根を通して土の外の栄養を吸収しているといわれます。そのように土中の中には人の目には見えないたくさんの菌たちが生きていて、人が手を加えない世界で奇跡的なバランスをもって成り立っているようです。不耕起にするのは、そのバランスのとれた土中の世界を壊さず、小さな生き物たちの生気を見続けていたいという好奇心からです。年月を重ねるごとにどう変化するかを楽しみに見てみたいと思います。
    ¥4,000 〜 ¥5,000
    シシ七十二候
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          令和四年度の新米の販売が始まりました。①〜水路作りから冬期湛水まで

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          今年のお米をようやく食べました。

          今年から再開した「いきものとつくる、田んぼ」プロジェクトのお米をようやく食しました。(自分たちでつくったのに食べるのが遅くなってしまいました。笑) 2021年の新米は、新たな場所で、完全に農薬を使わず 選別ではじかれてしまった、錦鯉のこどもたちと一緒につくったあきたこまちです。 予想以上に豊作で、10俵ほどの収穫がありました。ほんとうにありがたいです。 わたしたちの農法に寄り添い、ご協力くださった農協のみなさま、クラウドファンディングでご支援くださったみなさま、また、これま

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          モリアオガエル

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          モリアオガエル

          私には夢がある 私の家で暮らすミツバチが、近所の畑の花々から花粉や蜜を集め その実がたわわに実る時、花粉交配のお礼として 野菜やその果実で作ったジャムのお裾分けをいただけたとしたら 秋に採れたおいしい蜂蜜のおすそわけをしよう。 私には夢がある アシナガバチやスズメバチの女王が動き出す春の日に たった一匹で巣をつくる姿を見つけた時。 その素晴らしさに心動かされる人々が増えることを。 私には夢がある 私の家で暮らすミツバチや様々な生き物たちが 田んぼの水を飲みに行く時

          あけましておめでとうございます。

          2021年が始まりました!本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 私にとっていつもと変わらないお正月です。いつもと変わらないことがとてもありがたいと思える2020年でした。 いつもどおり、家族とともに静かに過ごしたお正月です。帰ってこれない兄に頼まれた地元の神社のお札をもらうというミッションのため(自分の分もいただく為でもある)神社へだけ行きました。 大晦日から、市内の無線が頻繁に三が日のお参りを控えるようにと訴えておりましたので三が日以降に行く予定でいたのですが、ふ

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          秋の昼下がりの散歩にて

          山への散歩みち 小虫の大群に出会いました。 3億くらい?はいたかもしれない。笑 蜂の分蜂を追いかける時の癖なのでしょうか、この旅の始まりがどこからか知りたくなり山の入り口あたりで見つけました。 と言いますか、見つけた気がしただけです。 人はこの小虫の生命の始まりを、大量発生というのかもしれません。 いったいどうして、何のために生まれて旅をするのと小虫に聞いてみたい。 ・・小虫からすれば、 多分わたしの存在も同じだと言われるに違いない。 風に乗って漂いながら移動する小虫が

          秋の昼下がりの散歩にて