英詩 和訳 『True Colors』
世の中ギスギスしてます。
歴史を勉強すると、別に今に限ったことではなく、それが常な印象すらあります。
なんとなく経済がそこそこ安定していて、職もあれば、収入もそこそこ。
そんな中で、自分の身近にない(あっても無視できる)認識したくない現実には目をつむってはきたものの、
COVID-19などがあり、無視したくても無視しきれない現状となってきています。
私自身、COVID-19以前から、過去の経験や精神的ストレスなどから、おしつぶされそうになることが度々ありました。
しかしながら、家族もいて、病気を抱えて不安な患者さんもいます。
『私がしっかりしなければ』そう思ってきて、そして今でもそう思っていますが、それでも時折どうしようもなくなることがあります。
私の場合、宗教的な考えはあまり気休めになりません。
これまでは啓蒙書、特に「論語」や「7つの習慣」にみられる「周りを気にする前に、自分を修めよ」「人として正しくあるための道(仁道)を貫くべく努力を続けろ」という考え方に支えられて頑張ってきたわけですが、それだけではどうも味気がありません。
弱音は極力はきたくないものですが、それでも洩れてしまうことがあります。
洩れたところで、人に話してアドバイスをもらったところで、あまり気休めになりません。
論語は私のバイブル的存在でもあるのですが、あまりに無味乾燥で人間味がしません。孔子自体には人間くささを感じるのですが、人間くささを感じると、却って論語の威力が半減してしまいます。だからといって理想だけを貫けるほど、私は強くありません。
アドバイスが効くかどうかは、『自分が納得できるかどうか』にあると思います。結局、『自分を救えるのは自分』しかいないと思います。これは『他人は必要ない』というわけではありません。『自分が自分を救う上で、その言動が自分の助けとなってくれる他人』こそが真の家族であり、友人なんだと思います。
『何気ない言葉が心にしみわたる存在である人』もいれば、どんなにすばらしい言葉でも『お前にだけはいわれたくない相手』もいるでしょう。
そんな中で、前回、がらにもなく『詩もどき』のようなものをアップしてみたわけですが、
落ち込んだ時や、辛い時に、非常に心に染み込んでくる曲というものが存在します。
私にとってそんな曲の一つが、シンディ・ローパーの歌う『True Colors』です。
今回は、その歌詞を和訳してご紹介してみようと思います。
勇気を振り絞るのはとても難しいことだけど、
悲しみに沈むときも、どうかくじけないで
様々な人々が暮らすこの世の中で、自分を見失い
希望をもてずに、自分を無価値に思ってしまいがちだけど
あなた本来の輝きは決して失われることがない
本来のあなたを知る私は、いつまでも変わらずあなたを愛してる
だからどうか、そのままのあなたでいてほしい
本来のあなたの美しさはまるで虹のようだから。
悲しみにくれないで、笑顔をみせて
あなたが最後に笑ったのはいつだったろう
この世の中に耐えられず、狂いそうになる時は
いつでも私に電話して
あなた本来の輝きは決して失われることはない
本来のあなたを知る私は、いつまでも変わらずあなたを愛してる
だからどうか、そのままのあなたでいてほしい
本来のあなたの美しさはまるで虹のようだから。
いやー、心にしみます。
私は楽譜が読めずに、楽器もひけないんですけど
ちょっと独学で音楽を勉強してみようかなと思う今日この頃です。
いつか誰かに、ギターでもひきながら歌など歌える日が来たならば(ジャイアン、いっちょあがり!?)
因みに、フィルコリンズ versionも好きです。
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