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不意打ちスタート。
今滞在している対馬では、ご夫婦でされている直売所で働かせていただいています。
お二人とは、21歳の時に農林漁家民宿(民泊)と着地型観光の推進のため観光コーディネーターとして働いていた時に出会いました。
今回、こちらのご夫婦が「また対馬に来んね〜!」と呼んでくださり、ようやくわたしは対馬を再訪することができました。
しかし、観光コーディネーターをしていた時、ご夫婦とは3回くらいしか会っていません。
それにもかかわらず、5年もの間ずっとわたしのことを覚えていてくださり、時々連絡をくれたり、魚やみかんを送ってくれました。
給料をもらい働かせていただきながら滞在させていただくということで、当然、直売所での作業をさせていただくつもりでした。
しかし、来てみたらわたしに〝用意された〟仕事がない。
あれ?と思っていたら、
「自分で商売していきたいんやろ。ここにおる間、好きなことをせえ。」(え。)
そう言ってもらってさらに戸惑いましたが、なんの役にも立たずに食って寝てばかりの時間は耐えられない。
なので、できそうなことから・・・ やる。
▽ロゴデザイン
▽バレンタインセット ネット販売
▽商品の写真撮影
▽ジャムの商品名とラベルデザイン
滞在中、本当に自由にさせてもらいました。
けれど、なぜこのような有り得ない機会をくれるのだろう・・・恐るおそる旦那さんに尋ねました。
「俺は26歳の時に起業した。それはサラリーマンをしちょったとこの営業先の社長に、お前は自分で会社をつくれ!と言ってもらったことがきっかけ。お金がないって言ったら、ぽんって100万貸してやる、これでせえって。俺もそうやって周りにしてきてもらったの。」
また、たくさんの言葉をもらいました。
「30点でも50点でも、結果を出し続けなさい。今回、お前はいくつかデザインを完成させたやろ?まずはそれを続けなさい。」
「場所に根を張らんでもいい。ただ、デザインだったらデザイン、自分の価値観、大切にしたいことに根を張りなさい。」
「今のお前には飲食業はさらさら無理!原価計算できんし、落ち着きないし。」
(とも、言われた;)
「今の時代、お金がなくても商売は始められる。お客さんや取引先の顔を見ること、横のつながりを大切にすること。自分にできることを全てしちょったら、どうしようもできないことは周りが助けてくれる。」
「ただ、稼げるようになること。安い仕事やボランティアはすんな。利益を出せずに継続できなくなった時、それこそ取引先やお客さんに迷惑がかかる。お互いが、みんなが、儲けられるようにしなけりゃ、いつまで経っても個も周りも進化できない。」
そんな話をしてもらっている時、
「いやあ・・・2020年、勝負の年だ・・・」
とつぶやいたら、すかさず
「勝負ってお前、まだ闘える武器すら持っちょらんやろ!」と、つっこまれた。
ひー・・・
しかし、やらねば。