【シリーズ 心に残った他人の言葉④】「それぞれの『最適解』を出しながら一つ一つ決断」イモトアヤコさん
私は無類の名言好きだ。
これまで10年くらい、本やらテレビやらで見かけた名言をノートに書き留めてきた。ここ最近は、スマホの日記アプリに入力することもあり、なんとなく整理がつかなくなってきた。
これからは、このnoteに記していこうと思う。
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イモトアヤコって、すごい人だと思う。もともと持ってる素質に加えて並々ならぬ根性がある。何年か前、『イッテQ』のロケでほぼ垂直のような壁みたいなところ(うろ覚え・・・)上りに挑戦していた。
とても過酷そうで、弱音を吐いているし「もうギブアップだろう」と思った直後・・・。唐突にスピードアップして登りだし、そのままゴールにたどり着いてしまった。男性でもゴールできる人はあまりいないような壁だったらしい。チャレンジしているときに結構グチとか言うんだけど、それをエネルギーに変えるようなところがある人だ。
この頃から彼女が好きになり、インスタもフォローしている。
そんな彼女が、オリンピックの聖火ランナーを辞退したときのインスタのコメントが響いた。
「この混沌とした前例も正解もない状況の今、(省略)たくさんの方々がそれぞれの『最適解』を出しながら、一つ一つ決断されている」
この世界中の誰もが初めて体験している今の状況、出せる答えは「正解」じゃなくて「最適解」。
「本当にそうだなー」と思った。数十年経てば、何が正解だったかの答え合わせができるのかもしれないけれど、今は「最適解」を出すしかない。
人生でも、何が正解か分からないときがある。「どっちに進むのが正解だろう?正解を選びたい、間違えたくない」と思ってしまう。でも、当然だけど先のことは分からない。
だから、結果的にはいつもその時々の自分にとっての「最適解」を出しているんだろうな。
自分が出した答えを「正解」にするかしないかは、その後の歩み方次第なんだ。
今目の前にあること、ひとつひとつ、大切に進んでいこう。