“姫”とは “秘め”なのかもしれないね

随分昔なんだけど
女性はみんなお姫様だから
したい事 して欲しい事ははっきり言うのがいい
というのが流行りました。

その頃私は
言わないとしてもらえないは
そんな高貴な姫でないんちゃうんかーい!
と書いたことがあるのです

慕われる姫像って
意図を汲み取って周りが状況を整えてくれる
そこに感謝していて そこにいる
周りへの感謝 配慮があって
周囲から 守るべき存在として認知されているから
大事にされるみたいな感じなんじゃないかと思うのです。

認知されてないのに
あーしたい こーしたい
環境整えてよ! はただの 身分勘違いした
わがまま娘かもしれません・・・。

姫扱いされるに相応しいのでしょうか?
姫が姫でいられる理由は
姫が姫たる所以は
付加価値もあるでしょう
生まれた親の偉大さみたいなもんもあるでしょう
しかし上に立つものの気概
上に立つものの 在り方を身につけているから
だからこそ 心から 昔でいえば家臣たち 民たちから守られたりしてきたんじゃないでしょうか・・・?

信頼関係の上で この人の為ならばがあっての
お姫様待遇です。
普段の立居振る舞いも整って初めてそこやって良いやつ。

日々の丁寧さのうえに 姫扱いはある。
秘めたる努力を 秘たる気品を 持ち合わせてから
姫対応要求ならいざ知らず・・・・
自分の中のお姫様像で 傍若無人にオーダー出しまくる。
それを推奨するようなのって ちょっと違う気がしたんです・・・。

見える努力ではなく 見えないところでもどう行動しているのか?
秘めたるところまでも 尊敬 信頼に値する
そんな人こそ 希望を口にしても周りが叶えてくれるのかもしれません

姫になりたければ 秘めたところまでも
丁寧に 広く多くのもののためにと心をくばれるものでなければならないのかもしれません・・・。

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志彌 -ゆきみ-
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