「マンガでわかる神・時間術」でワンオペ育児の疲弊から救われた話
2023年4月1日、年度初めの日。
私はすっかり疲弊していた。
一週間ほど前から、夫の仕事が最繁忙期となり、
土日も休みなく仕事で不在。
その間、家事および小学生の一人息子の世話は私の肩にのしかかった。
いわゆる「ワンオペ」だ。
ワンオペになることはあらかじめわかっていた。
しかも初めての経験ではない。
年に1~2度はこの状況を経験している。
しかし、いざその期間に入ってみると、見事に忙しい。
仕事、家事、息子の相手など、やることが次から次へと湧いてくる。
ちょっと休むと、そのツケは夜に回ってくる。
結果、睡眠不足になる。
一週間で頭は回らなくなった。
そんな時に一冊の本に出会った。
「マンガでわかる『神・時間術』」(KADOKAWA)だ。
「マンガでわかる『神・時間術』」との出会い
この本で樺沢流「神・時間術」を学んだ私は、
疲弊した状況を変える、大逆転の「方法」に気付いた。
ワンオペの怒涛の一日をこなすためには
波乗りのように緩急をつけて集中力を使いこなし、
エンジン切れを起こさないようにする。
それが私のすべきことだ、と。
集中力を使いこなすために心がけたこと3つ
それからは、以下のことを心かけている。
◆朝時間をフル活用せよ!メモリー・スピーダー
私はワーキングマザーである。
時短勤務利用で残業禁止。
限られた時間で一定の成果を出す必要がある。
だからこそ、一日のうちで最も集中力の高い「朝」を
最大限に活用したい。
そこで、「『セロトニン』」と『昼の神経』をオンにする、
朝の5つのルーティン」からはじめることにした。
朝起きたら日光を浴びる。
5分間目を開ける。
通勤で朝散歩する。
朝食は玄米納豆ご飯。
「オンにする」ことを意識しただけで
私の朝の気分点数は45点から70点へあがった。
◆昼は集中力のリセット・タイム!
働く人にとって、昼は大事な休憩時間である。
ここで集中力のリセットをしたいところ。
折よく、「ランチはじめました」のチラシを受け取ったので、
翌日、同僚を誘って行ってみた。
会社の人との食事は実に数年ぶりのこと。
「運動」
「場所替え」
「ランチ」
で集中力のリセットにはもってこいだった。
おまけに「コミュニケーション」で
「オキシトシン」も分泌され、
楽しい時間を過ごせた。
その日、私は仕事が繁忙だったが、
無事に仕事を終えることができた。
◆直感仕事術を家事時間に適用し時短を加速!
家の中では、とにかくいろいろなことに気づいてしまう。
洗濯物をたたんでいない。
食器洗いがまだだった。
お風呂にお湯を入れなきゃ。
息子の学校の書類を記入しなきゃ。
子どもが「ねぇ、ママぁー」と呼んでいる。
今やっていることを中断して、
思い出したことに手を付けてしまうことも。
あきらかにワーキングメモリの低下を招く行為だった。
そこで、
思い出したことは、その場で
「○日の○時にやる」と決める
ことにした。
マルチタスクになりがちな家事労働を
「直感仕事術」に従って整理する。
これにより、脳を無駄に疲労させることを避けられた。
結果、家事の所要時間は減り、頭が混乱することは少なくなった。
終わりに
私は、こうして、疲弊した状況から持ち直してきた。
どうやら「詰む」ことなく、
ワンオペを終えられそうである。
ここに書いたことは「神・時間術」のごく一部でしかない。
今後も、自分の集中力をさらに高めて
パフォーマンスをあげるため、
「マンガでわかる『神・時間術』」に
書かれていることを
もっと取り入れていきたい。