日本政策金融公庫特別貸付、申し込み途中経過の覚書

日本政策金融公庫の緊急貸付に申し込んで3週間、ようやく連絡がきましたー。

以下、覚書、どなたかの参考のため、そして自分の今後のために、残しておきます。(支店によって状況は異なるかと思いますが・・)

3月30日、申込書を簡易書留で提出(全くの初回申し込みですが、直接郵送していいと聞いていたので)
ちなみに、私は収入減の割合が、3月末に売掛金入金があったために、条件的にギリギリ。でも3月から仕事がなくなった旨、必要書類以外に一筆添えて、中止になった舞台の一覧と損失額も加えて勝手に窮状アピールして提出。

3月31日、郵便の追跡で到着確認

・・・そこから延々3週間近く待ちました。混んでたのは知ってたので、問い合わせは控えようと思っていたけど、さすがに電話してみようかなーと思ったところでした。一週間前に同じ支店に申し込んでた人は、もう面談が終了してたし。

本日4月20日、担当者となった方から電話。申し込みを受け付けてから連絡が遅くなって申し訳ないという謝罪と、通常なら初回融資申し込みなので面談が必要なのだけれど、この事態なので現在電話面談にしているとのこと。

聞かれたことは、
・生年月日、なぜか干支
・開業年や移転の年などの年次的な確認(商売の概要を提出したので、それを私も見ながら間違えないように答えた笑)
・仕事の内容(「舞台制作ってなんですか?」って基本から説明して、どんな取引先があるかとか。「メジャーな方ともやってるんですか?」って聞かれたけど、「残念ながら全然ないです」と笑)
・預金残高と今後入金の売掛金があるかどうか
・毎月出て行く固定経費
・緊急度、今月の引き落とし関係が大丈夫なのかとか、他に援助してくれる親類はいるのかとか(実は大丈夫じゃないです・・・親は高齢なので無理です・・・と答えました)
・融資希望金額の根拠(仕事柄、次の依頼が夏くらいまで来なくなったり、キャンセルになったりするのではと見越して、昨年の年収の半分を運転資金として融資希望、実際現時点で8月まで舞台のキャンセルが出てます、と答えました)
・据置年数と、返済期間の調整(据置は一年以上になると審査で渋られる可能性があり、返済期間も長すぎると厳しいので、ということで、相談して計算してもらって、据置1年返済7年というのを提案してくれました)
・他の借り入れがあるか、クレジットカードなども全部。各種滞納がないかどうか、あと他の補助金とか助成金などに申し込んでいるか(私の条件では、ここと緊急小口資金しかないんです、と答えたら「そうですよね・・・」と。)
・このあと FAXで、写真付き身分証明書を送ってくださいとのこと

くらいだったかな。その前に面談終えていた人から、「数字しか見てくれなくて厳しい」と聞いていたのですが、担当の方はとっても低姿勢で、

「舞台は早々に中止になっちゃったから影響が大きいですよね」(そうなんです〜)
「月末の固定費の支払いを考えると、緊急ということになりますね」(そうなんです!!)
という、配慮の言葉が随所にあって、ものすごくほっとしました。

ここから審査に回るので、面談だけでは何もわかりませんが、なんとか希望額借りられるようにしてくださっている、というのは伝わりました。ただし、大変混み合っているので、「審査が終わるのは早くても連休明けになる」とのこと。これはもう仕方ないし、それまでなんとか頑張りますのでよろしくお願いします、とお伝えしました。

とにかく現場の人は必死だし、時間がかかるのは現場の人のせいじゃない。責めるべきはここの人たちじゃない。とにかく、舞台人は強みのコミュニケーション能力と共感力全開にして、相手の苦労をねぎらい、相手の大変さにむしろ寄り添い、ちゃんと人と人として対応しよう、とあらかじめ思っていてよかったなと思いました。ま、これで感じ悪かったら私も闘ったとは思いますが(笑)
多分、彼らも余裕のない人たちの対応をずっとしていて、謝り疲れて、もういっぱいいっぱい。
そのことを強く感じました。
もし、これから検討する人がいたらぜひお早めに、そして、自分がどんなに大変でも、相手に丁寧に、敬意と思いやりを持っていただけたら、と思います。


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