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快樂としての
この女性原理の叫ばれる時代にあって
僕は男性原理を思うのです
僕の思う男性原理とは
一言で言うなら
【見えない世界】
それは
心の中
や
魂の世界観
や
天界・宇宙
や
神々・天使
など 森羅万象の中の【見えない世界】を指して
その全てが男性原理だと思っています
ポジティブな
幸せを思う志
も
幸せの為の心意氣
も
ネガティヴな
不条理に哀しむ思いと考察
も
不都合に怒れる感情
も
それらは【見えない世界】のものであり
僕としては男性原理となるのです
【見えない世界の男性原理】だけでは
たとえば
この僕という人体も
たとえば
この地球という物資的惑星も
実現不可能だったもの
実現している【見える世界】が女性原理で
その女性原理によって実現したもの(具現化したもの)を受容することも女性原理となります
その受容によって
《感謝》を持つ時こそ
その感謝とは男女原理の統合の形と思います
それで
僕が思う男性原理として
たとえば
『まぐあう相手を見つけたい』
という目には見えない心の中で志を持ったとします
この志が見える世界で実現した場合
これは
いわゆる狩猟(ハント)が成功した
と言えると思います
『食べ物を食べたい』
だから
イノシシを狩るように
だから
稲を刈るように
その志が遂げられた時、
そこには【目に見える実現】という女性原理があるのです
イノシシを食べ切りお腹満たされる時
稲を刈り取り心満たされた時
男女原理統合の証として
心の器から溢れゆくまでの感謝をするのです
このまぐあう相手のお話は
たとえば
お金のことでも当てはまります
『お金を手に入れたい』
と先ずは見えない心の中で志します
これは男性原理です
仕事や何かで
見える世界で現実にお金を手にしたならば
そのお金とお金の受容とは女性原理
お金の受容により
男女原理の統合として
物心共に溢れゆく感謝をするのです
そして
この溢れる感謝に対して
自分はもちろん
溢れた感謝を受けた周りの他者までもが
ここに心地良さを感じるものです
この時
人は見えない世界で思うのです
『この心地良さが不断で永久に続いたならば』
この思いとは見えない世界の男性原理です
しかし
この場合
新たなものへの狩猟(ハント)とは異なります
心地良さを維持し育む時とは
女性原理を用います
なぜならば
“心地良さ“という感覺は
狩猟(ハント)できるものではないからです
もちろん
感謝も同じもの
“心地良さ“を無理やりに感じることはできません
思考によらない眞心からの感謝も
無理やりに感じることはできません
先述したように
感謝とは男女原理の統合の形
つまり
男性原理だけで手に入れることはできないのです
逆に言えば
見えない世界の心(男性原理)なくして
心地良さも感謝も実現はできません
心地良さや感謝とは
この点において
喜怒哀樂のような感情とは異なりますので
見えないものだからといって
男性原理と言えないもの
これは
幸福感も同じです
心地良さとは快樂です
感謝とは快樂です
幸せとは快樂です
快樂とは
自分一人で得られないものなのです
それは
まぐわいに相手が必要なのと同じこと
それは
お金という概念に他者が必要なのと同じこと
一人でまぐわうことは叶いませんし
一人でお金を使うことも叶いません
同じく
一人で心地良さは感じません
一人で感謝を持つことはでき得ません
一人で幸せにはなり切れません
一人でそれらを得ようと
僕はして來たのですが
一人ではそれらは無理でした
一人の中の統合は
一人の外の統合へと
その裾野を拡げゆくのだと思うのです
祭統 白宇
SHIR㊉W
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