知ろう小児医療メルマガ掲載記事

知ろう小児医療守ろう子ども達の会では、医師等の医療従事者、そして当会代表やメンバーが、医療が身近になるように、そして確かな情報を届けてきました。当団体は、厚生労働省の上手な医療のかかり方を広めるための事業に取り組みをお繋ぎし、2020年4月末日で解散しました。

知ろう小児医療メルマガ掲載記事

知ろう小児医療守ろう子ども達の会では、医師等の医療従事者、そして当会代表やメンバーが、医療が身近になるように、そして確かな情報を届けてきました。当団体は、厚生労働省の上手な医療のかかり方を広めるための事業に取り組みをお繋ぎし、2020年4月末日で解散しました。

マガジン

最近の記事

「子どもと医療」への移行とnote閉鎖

大変ご無沙汰しております。 時折noteの記事を見に訪れてくださる方、ありがとうございます。 8月に開設しました「子どもと医療」のホームページ 今後はnoteに掲載していたものも、監修を付け直し、上記ホームページへupしていく予定です。(すでに掲載済のものもあり) ぜひ、「子どもの医療」サイトをご覧いただければ幸いです。 過去になかった記事も掲載しています。 徐々に移行し、こちらのnoteは閉鎖していく方向です。これまでありがとうございました。

    • 【最後のご挨拶】

      これまで、たくさんの医療者、とりわけ小児科の先生にご協力をいただきながら、「医療のかかり方」を伝える活動をしてきました。医療資源には限りがあるからこそ、大切に使おうというものです。 今回、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大があったことで、皆が医療資源が有限であることを切実に感じたり考えたりされていることと思います。 私たちに必要なことは医療情報を頼りにし つつ、自らの身体の状態をよく観察すること。 医療に絶対はなく、ひとりひとりの身体は異なるという認

      • 皆様から寄せられたメッセージ

        解散に伴い会員、協力医、行政の方々、がメッセージを寄せてくださいました。素敵なメッセージの数々を、ありがとうございます。 いただいた順に掲載いたします。(敬称略) ------------------------------------------------------------------------------- ■1.玉木 美企子              ■(会での役割)原稿リライトなど      ■メッセージ                 生まれたての次男

        • メディア掲載〜医療のかかり方及び解散関連記事〜

          1.週刊保健衛生ニュース 令和2年4月20日発行第2056号 医療のかかり方のつたえ方「当たり前のことを伝えて」 2.チャイルドヘルス2020年vol.23 4月1日発行 国の「上手な医療のかかり方」の取り組みがスタートしました! 3.『薬事ニュース』第4452号2月28日発行 第65回小児医療 患者会リレーインタビュー 「解散は『自治体にバトンを渡す』という宣言」 (画像は、同社『THE DOCTOR』掲載記事) 4.健康保険組合第73巻11号 2019年11月

        マガジン

        • 知ろう小児医療守ろう子ども達の会
          12本
        • 小児医療情報
          10本
        • 子どもの熱
          1本
        • 子どもの病気
          5本
        • 子どものくすり
          2本
        • 子どもの病気 親が知っておきたいこと
          4本

        記事

          最終号〜これまでのこと、これからのこと、何を伝えてきた活動なのか〜

          最終号 ~これまでのこと、これからのこと 何を伝えてきた活動なのか~ 一般社団法人 知ろう小児医療守ろう子ども達の会代表 阿真京子 会の実績については、理事が「歩み」をまとめてくれました。こちらです。 【クレームではなく意見を 批判ではなく提案を】 この活動は、何を伝える活動だったのでしょうか。活動を始める前の時代、今から14~15年前のことです。 世の中には医師バッシングが吹き荒れていました。そして、そのあと少しすると、患者バッシングが始まりました。『コンビニ受診

          最終号〜これまでのこと、これからのこと、何を伝えてきた活動なのか〜

          これまでの歩み

          <これまでの歩み> 2007年(平成19年) 会の立ち上げ 国や都に子どもの医療について学ぶ機会を作ることを提案するものの、けんもほろろ。まずは自分たちで実践することを選び、講座の自主開催を始める。朝日新聞に掲載され、大きな反響がある。 2008年(平成20年) 厚労省会議に初参加 NHK「おはよう日本」で紹介される。厚労省「周産期医療と救急医療の確保と連携に関する懇談会」に阿真が委員として初参加。患者としての権利主張ではなく、医療との双方向で解決を目指す活動に驚

          会の解散に寄せて

          3月号 (1)親が知っておきたいこと 4月号 (2)当会のこれまでそしてこれからのこと 知ろう小児医療守ろう子ども達の会 代表 阿真京子 (1)親が知っておきたいこと ■16年前の経験から感じたこと この会が発足してまもなく13年です。この春、解散するにあたり、どんな思いで何をやってきたのか、振り返りたいと思います。 会発足のきっかけについては、こちらに詳しいので、以下のサイトをご覧ください。 https://promotion.yahoo.co.jp/m/news

          小児科医として 親子を見続けて・・・ 白髪胃腸科内科小児科 院長 白髪宏司

          〔医師の診療〕: 私は、この春には医師40年目となります。大学病院、市中基幹病院、そして3年ほど前からの個人開業医として、見える景色はどんどん変わっていますが、親子関係の見え方は不変です。 小児科医は親子を診ています。親を観て、子どもを診るのです。時には親の方をより懸命に観ていることがあります。 もちろん、急性疾患の診療では、家人全員の健康情報が不可欠です。診察室に入られる全員に目を向けながら、子どもの病状を更によく尋ねることが、誤った診療を防いでくれます。

          小児科医として 親子を見続けて・・・ 白髪胃腸科内科小児科 院長 白髪宏司

          会の解散に寄せて…医療と向き合うということ

          ひだまりクリニック 小児科医 佐山 圭子 2007年から13年で、きちんと成果を上げて目標を達成して解散するということ、本当におめでとうございます。 私は主に、『知ろう小児医療守ろう子ども達の会』が立ち上がった初期の頃に、協力医として参加させていただきましたが、13年を経て、この会が大きく育って、見送る時期になったということなのでしょうか。 会の活動の影響を受けて、自分自身、大きな学びを得ることができただけでなく、「ひだまりクリニック」を開業するに至ったと言

          会の解散に寄せて…医療と向き合うということ

          冬に役立つ小児医療情報 総まとめ

          【発熱・けいれん】 ●お子さんが熱を出したら… (茨城・JAとりで総合医療センター小児科 太田正康先生より) http://shiroujournal.jugem.jp/?eid=1 ●ひきつけ(けいれん)時の対応 (新潟市・さとう小児科医院 佐藤雅久先生より) http://shiroujournal.jugem.jp/?eid=124 ●「発熱は冷やさない、高体温は冷やす」とは? (埼玉・はらこどもクリニック 院長 原朋邦先生より) http://shiroujou

          冬に役立つ小児医療情報 総まとめ

          AMR(薬剤耐性)について知ろう(2)「かぜに抗菌薬(抗生物質)は効きません」

          国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院 AMR臨床リファレンスセンター 藤友 結実子 今回は「かぜに抗菌薬(抗生物質)は効きません。」というお話です。抗菌薬は、抗生物質とも言われています。抗菌薬も抗生物質も、細菌をやっつける薬であり、一般的にはどちらも同じものです。 「かぜ」という言葉は、いろいろな場面で使われます。「かぜをひいた」と言って受診する患者さんのお話をよく聞くと、喉が痛くて鼻水が出る場合もあるし、頭痛のこともあり、また発熱と体のだるさのこともありま

          AMR(薬剤耐性)について知ろう(2)「かぜに抗菌薬(抗生物質)は効きません」

          AMR(薬剤耐性)について知ろう(1)

          国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院 AMR臨床リファレンスセンター 藤友 結実子 「AMR」(薬剤耐性:Antimicrobial resistance)というのは、抗菌薬(抗生物質)を使っていると、抗菌薬の効きにくい菌が出てくることを言います。 肺炎や尿路感染症になったときに、抗菌薬が効かず、病気が治らなくなるかもしれないということです。 手術をするときや、抗がん剤を使う場合など、 免疫を低下させるような治療をするときにも、 感染症の予防や治療薬とし

          AMR(薬剤耐性)について知ろう(1)

          パパ世代にクーポン配布!風しん流行拡大を防ぐため、今できることとは?

          1.風疹の流行が止まりません。流行の中心である40代~50代男性に、順次、ワクチン接種などができる無料クーポン券が配布されています。「ウチにも届いた!」という方もいるのでは?流行を止めるために、今、何が必要なのでしょうか? https://note.mu/shirou_iryo/n/n3cc14f2d559d 2.イベント、講座などのお知らせ 9月には「横浜市放課後児童育成事業人材研修」で、「事業所の衛生管理」と「子どもの病気と事故予防」と2度の研修会を行います。横浜市内に

          パパ世代にクーポン配布!風しん流行拡大を防ぐため、今できることとは?

          パパ世代の風疹ワクチン接種について

          知ろう小児医療 守ろう子ども達の会 メルマガチームリーダー 高橋夏子 風疹の流行が続いています。患者の多くは、30代から50代の男性で、首都圏を中心に、報告されています。 風疹は、発熱と赤い発疹の出る感染症で、1度かかったら多くの場合、一生かかることはないといわれています。ただ「自分は、子どもの頃かかった」と思っていても、実は『りんご病』など、別の病気だったということもあるそうです。 風疹は、くしゃみや咳などでうつり、インフルエンザよりも感染力が強いというデータ

          パパ世代の風疹ワクチン接種について

          子どものスキンケア

          この記事は子どもと医療に移行しました。 https://kodomotoiryo.com/

          抗生物質とコミュニケーションについて

          国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院 AMR臨床リファレンスセンター 藤友 結実子 【分からないことを聞いていますか?】 「抗菌薬・抗生物質についてわからないことがあるとき、医師や薬剤師に質問していますか?」 私たちが以前行った【抗菌薬に関するアンケート調査】では、この問いに対し、 ●「質問する」人は3割 ●「聞かれれば質問する」人が3割 ●「質問しない」と答えた人が4割 でした。処方された藥について疑問があっても聞かない(聞けない?)まま、終わってしま

          抗生物質とコミュニケーションについて