【エッセイ】夢のまた夢
夢の中で夢を見る夢を見たことはないだろうか。
夢から覚めたと思ったら、それも夢で、
もう一回覚めた時には、これも夢なのではないかと
ドキドキして、手とかたたいてみたりして。
あ、これは夢じゃない。みたいな。
マトリョーシカみたいな夢が
自分の中で巻き起こった時に生まれる、
この世を生きている私は
本当に現実なんだろうか、という
問い。
中学校の先生が言っていた言葉を
覚えている。
「お前達は、よく、明日朝が来ると信じることができるよな」
この言葉を受けてから、
夢から覚めなかったら
それが人生の終わりなんだなあと
思うようになった。
そして、生き終わり方を
考えるようになった。
中学校二年生の時、
こうやって生き終わりたい!!
という理想が生まれた。
そして、26歳の時、
その理想を叶える記念日を
105歳に設定した。
現在、その理想に向けて
色々な準備をしている。
朝に、目覚めることを
毎日繰り返すためには
体力が必要だ。
とりあえず、健康を保つこと!!
夢を叶えるために一番大事なことは、
夢を諦めないことだと思う。
その夢を諦めそうになるタイミングが
あるとすれば、それは健康を害した時
ではないだろうか。
だから、夢を叶えたいならば、
健康な身体を維持するという
継続的な努力が必要だ。
理想の生き終わり方を中学時代に
初期設定で「夢」と名付けたことが
私の人生を良い意味で支えている。
どんなに苦しい時も
支えになってくれている。
もし、夢が叶わなくても、
そのために頑張った時間は
私の魂に刻まれる。
105歳まで、というのは
夢のまた夢でありながら
すべての夢を支える夢。
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