【エッセイ】メダカの生きる力
水換えの日は
弱ったメダカを見つける日
また見つけてしまった
大水槽のひメダカが
痩せ細って紙のようにペラペラで
尾も閉じてしまいそうだった
餌取り合戦に負けてしまった
初めは隔離して
水草を入れて、ブクブク酸素を入れて
飼育水にバクテリア入りの水を足して
様子を見ていた
メダカは床にお腹をつけて
ただ、じっとしている
ただここで
もう寿命かもしれないと思って
誤って判断してしまうといけないので
餌をあげてみた
そしたら
急に動きが良くなった
急に餌に向かって突進し始めた
まさか「お腹が減って力が出ない」
だけ❓
ではなかった。
翌日、メダカは食べた餌をうまく消化できずに
薄ほっそ長いフンをくっつけていた
症状は3つ
1️⃣痩せている
2️⃣フンが薄細長い
3️⃣尾が閉じ気味
病気を示すサインは見つからなかったので
塩浴をして体力の回復を試みることにした
結果
1️⃣尾が開いた
2️⃣ビュンビュン泳ぐようになった
3️⃣体表がツヤツヤしてきた
4️⃣餌を強請る
塩の効能は素晴らしい。
塩浴2日目には普通のメダカに
戻っていた
何より、
餌を強請るのが嬉しい
寿命の子は、
餌を食べないから
この子には
みじんこを食べてもらいたい
きっともっと元気になれる
もっと強請って
いっぱい生きて
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